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テーマ:Jazz(1977)
カテゴリ:JAZZ
Sonny Rollin Last Concert Tour In Japan
2005.11.2 大阪厚生年金会館ホール 2005.11.6 東京国際フォーラムホールA Sonny Rollins(ts) Clifton Anderson(tb) Bobby Broom(g) Bob Cranshaw(b) Steve Jordan(ds) Kimati Dinizulu(per) ソニー・ロリンズのラストコンサートに行ってまいりました。 2日は大阪、そして6日は東京。 (ほんとは全部行きたかったんだけど・・・まぁそれはさすがに・・・。) これでほんとにラストになってしまうのか、とか。 正直なところ、センチメンタルな感情の方が強く。 なんだか未だにうまくまとまらないのですが・・・ 断片的ではありますが、振り返ってみます。 大阪の方ではいつもの休憩がなく、2時間ぶっとおしでの演奏で、 MCも殆どなし。 疲れないのかなぁ、とちょっとハラハラしてしまったり、 曲間のソロが長くていささか退屈になるところもあったりしたんだけど、 ロリンズは、吹きまくり。 『セント・トーマス』では会場中がノリまくって、殆どの方が立っていた。(もちろん私も^^) しかし、自分に蔓延するセンチメンタルな感情に流され・・・ 今までで聴いたいちばんせつない『セント・トーマス』だったなぁ。 まさかこの曲で目が潤むとは思いもよらず。 そして、東京では。 お約束の2部構成に、なんだかほっとする。 オープニングは、一昨年のツアーで「新作」だと言って吹いていた 『ソニー・プリーズ!』 また聴きたいと思っていたのでちょっとうれしかった。 アップテンポとバラード系、強弱を付けつつ前半終了。 ロリンズのいつもの『キューケイデッス!』という声に思わず笑いが。 お約束なんだけど・・・それが心地よいんだ。^^ 2部は Biji から始まり、 バークリー・スクエアのナイチンゲール そして Don't Stop The Carnival に またバラード。 Don't Stop~ では、ドラムスとのかけ合いが印象的だった。 ボブ・クランショウのソロ、どこかで『セント・トーマス』のフレーズが入り 思わず笑いがこみ上げる。 そして、ラストはやっぱりセント・トーマスで。 ・・・うーん、やっぱりロリンズはロリンズだ。 演奏面の技術的なことは無知に等しい私ですが、 やはり、ココロにガツンと響く音なのです。 過去のツアーといちばん違ったのは 観客の声援に応えるロリンズが『マタアイマショー』ではなく 『サヨナラ』と何度も言っていたことか。 ・・・うれしくも、せつない夜でした。 あ、余談ですがフォーラムAは 今までにないくらい遠く(1階の後ろの方)て、ちょっぴり残念でした。 ジャズはもうちょっと小さなところで聴きたいなぁ・・・と改めて感じました。 気分が落ち着いたらもうちょっと書いてみたいと思います。 とりあえず、この辺で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.08 00:04:06
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