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カテゴリ:映画
さっそく「宇宙戦争」観て来た。
映像は、とにかく凄い!の一言。 特撮のクオリティは言うまでも無く、 エイリアンのトライ・ポッドに蹂躙され 無力に逃げまどう人類の描写には、 プライベート・ライアンのノルマンディー上陸シーンを彷彿とさせる 圧倒的な緊迫感と残酷性が感じられます。 ただ~し、ストーリーについては、活劇系を期待している人にはスゲエ肩透かしですよ。 主役のトム・クルーズに英雄性は全く無く、ただひたすら2時間逃げまくりです。 自分を、家族を守るためだけに、時には他人をも犠牲にしながら。 特に大きな展開がある事も無く、ましてやエイリアンの目的が詳細に語られる事もありません。 カメラは、終始一市民トム・クルーズの視点「のみ」で描かれ 当ても無い逃避行は、ある時突然終わりを迎える。(例の原因でね) 只の一市民が、突然人類に降りかかった災厄の全てを俯瞰できる訳は無い。 そう意味で確かにリアルではある。 が、しかし映画的にはどぉ~よ。それでいいの? はっきり言ってこの映画の見所は それはもう偏執的なまでに、徹底的にいたぶられる人類の描写、のみ。 スピルバーグ監督も、そこ描きたかったダケじゃないのかな? 実際、それだけで見る価値はあると思うけど。 と、いうことで、見る人を選ぶ映画ですよこれは。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005/07/02 11:48:06 PM
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