ありのままを認めて育てる
うちには5歳の娘がいます。けっこうやんちゃです。なので、たまに我慢ができずに、怒鳴ってしまうことがあります。自分が感情的になってしまうときは、いつも、少し前に娘がお世話になった児童館に男の先生のことが脳裏に浮かびます。その先生は、子どもたち全員が愛しくて、愛しくて仕方がないという感じで、ひとりひとりの子の状態をよーく見ています。そして、私たち親に対して、的確なアドバイスをしてくれたのでした。彼はこう言っていました。「私は母親に一度も怒られることなく大人になりました。誤解しないでほしいのですが、甘やかされて育ったということではありません。私の母は、私が間違ったことをしたときは、ただやみくもに怒るのではなく、きちんと正しい道を教えてくれたのです。子育てに、怒ったり怒鳴ったりする必要はまったくないのです」私は、この言葉に強い衝撃を受けました。でもまだまだ未熟者なので、ついつい頭に来てしまい、爆発してしまうことがあります。(反省)いい子だから、言うこときくから可愛がったりほめたりするのではなく、あなたが存在してくれるだけで、私はうれしい。そのままのあなたが大好き。そういう気持ちをずっと子どもに伝えていきたいな。私たち大人がみな、そういう態度で子どもたちに接することができたら世の中はどんなにステキになっていくでしょうね。もちろん子育てだけでなくお互い、大人同士も、そのままのあなたがすばらしいと、認め合うことができたら・・・。きっとすごーく、いい感じの世の中になるでしょうね。