マザコン総理。
マザコンは一般的な解釈として母親に全てを任せきりで、自分では何一つ判断・行動出来ない者の総称とされているが、正確な定義そのものは存在しない。 よって、マザーコンプレックスの捉え方は様々である。 世の中には親離れ子離れ出来ず、人として自立出来ていない者も多くいる。 献金問題で揺れる鳩山由紀夫総理であるが、6億円あまりの贈与税を納めた事で、一件落着といきたいところだろうが、この庶民的感覚を大きく逸脱した金銭授受は国民には理解し難い問題であろう。 小沢一郎氏も同様に、政治家の金銭感覚は余りにも桁外れな為に金銭麻痺した状態だとも言える。 結果的に言えば、政治或いは権力は金がものを言う世界であり、これはなんら政治そのものが旧態依然として全く変化していない事を裏付けている。 どれほど「わたしはクリーン」とのたまってみても、叩けば必ず埃が立つ政治家ばかりで埃を「誇り」に置き換えることはおよそ不可能に近い。 自らの埃によって咳き込み窮地に立たされる訳だ。 最も神経を使うべき部分を人任せでは、正しい政治など行える訳がない。 彼ら政治家は「反省」を知らず、同じ過ちを繰り返すばかりで、進歩のない人間の集まりだとも言えようか。 日本の未来は遥か彼方に、蜃気楼のように佇んでいる、金まみれの政治家とともにね。