初体験は知らないうちに 1通目
天然だの、注意力がないだの、いろいろ言われてますが、あたしは自分じゃ思ってないわけです。そういうの。あたしにとって、基準はあたしですから。あたしが普通なんだ、と。自信をもってお伝えしたいわけです。が、この前初めて、ああ、若干これはあたしまずいのかな、と思った出来事が。朝っぱらから兎ママが、「うちの電話がつながらない!」と騒いでました。携帯のみならず、子機もまともに扱えないのか・・・と思って、説明するのも面倒なので、あたしが代わりにかけてみました。ら、ほんとにおかしい。ママは「何よ!この電話は!だめじゃん!」とか言って、子機ほっぽり出して、携帯から電話しだす始末。いや、だめじゃん、って確かにだめだけど、あたしのご機嫌じゃないんだから、放置したからって直るもんじゃないだろうし、このまま置いといたって、一生電話使えないよ・・・と言ったところで、どうせママには直せないし、しゃーない、あたしがどうにかするか、と。とりあえず、うちからかけるのが何やらおかしいみたいなので、調べるために、どこかにかけてみよう、と思ったわけです。でも誰かが出ちゃうと面倒だから、人間は出ないけど、でも向こうにつながるようなとこ・・と考えて、ああ、時報か天気予報にかけてみよう、と思いついたわけです。我ながらグッドアイデア。頭いいじゃん、あたしー、なんて思いながらダイヤルします。1・1・9と。ええ。あたしがかけたのは「119」。間違いなく「119」を押しました。天気予報でも時報でもありません。救急車。消防署ですよ。奥さん。コールしてるわけです。呼び出してるわけです。誰も病人いないのに、火事がおきてるわけでもないのに、119番。でね、いいのか悪いのか分からないけど、2回以上コールしてるんですよ。天気予報とか時報って、すぐつながりますよね。2回目のコール音聞いた時、あれ?おかしいよね・・・これ、時報じゃないや。って思って、そこで切ったんです。消防署のおじさんと会話することなく、それも「間違い電話しちゃいましたー。 (〃⌒∇⌒)ゞえへ♪ ごめんなさーい。」なんてありえないこと言わなくてすんだわけです。つづく