芥川賞が欲しいんだ! (・_・?
「私を忘れないで!」彼女からの最後のメール・・・あの日からボクの携帯は、時間が止まったままだ・・・携帯の着メロに秘められた思い出とは・・・脳内出血、梗塞、低温療法、脳圧、損傷、青白い皮膚・・・身体中に見られる浮腫みや腫れ・・・彼女の身体から生え出すように繋がっているさまざまな管やチューブ・・・うっすらと開いた目は虚空を見ている・・・1ヶ月たっても意識が戻らない場合は、半年周期で変化が見られることが多い・・・呼吸、心臓、血圧、瞳孔、脳死・・・「ボクになにが、出来るのだろう」緊急救命医療について、検索してみた。思ったより情報が少ない気がした。何か話を書こうとすると、いかに自分が何も知らないかがよく分かる。自分の身体のことも、いざとなるとよく分からない。ちゃんと書こうとすると分からないことばかりだ!ということがよく分かった。