しみち「やっぱり本気がないと途中でやめちゃう子って多いですか?」
H先生「そうね、このまま続けていけばかなり上手になれそうって思ってもね」
しみち「僕の妹もやっぱり中学でテニス部に入って部活が忙しいっていう理由で
やめちゃったんですよ」
H先生「なんでも続ければ一人前になれるのにね」
-------ハノン-------
H先生「それじゃ、ハノンから・・・」
しみち「テンポ♪=66で、バリエーションNo6で」
・・・ハノンを弾く・・・
H先生「あっ・・・ちょっと待って!左手だけで弾いて」
自分でもズレてるのがわかってました。。(^^;;
-------ブルグミュラー『無邪気』-------
H先生「はい、次はブルグミュラー」
しみち「最初からいきます!」
・・・『無邪気』を弾く・・・
H先生「うん、やっぱり2回目はよくなってるわね」
「次もまたどんどん続けていきましょう!」
しみち「次は『アラベスク』にします・・・」
H先生「はい、あ!その曲まだだったっけ?」
まだ?って先生、ブルグミュラーはまだ2曲目ですよ。。
今日は何の指摘もありませんでした。。
まぁ、簡単な練習曲でもあったりするし・・・
-------ショパン『マズルカ作品63-2』-------
H先生「それじゃ、マズルカしましょう」
しみち「はい」
・・・最初から演奏・・・
H先生「うん、(なるほどね)自分で表現したいこともできてるみたい」
「何か自分で気になるところとかある?」
珍しく先生が僕に聞いてきた。。
僕の演奏したイメージと先生のイメージの認識の差をさりげなく問うて来たのか・・・
H先生「これはいわゆるA-B-A形式の曲ね」
しみち「えぇ、そうですね」
H先生「そのA部なんだけど右手の弾き方が浅いの」
「しっかり深く打鍵してそれでいて聴いてる方に強弱の表現を感じさせるの」
わりと言ってることが難しい・・・
しっかり強く弾いてなおかつ強く弾く中で強弱を表現させることか・・・
グランドピアノならではの弾き方だよな。。
これは電子ピアノじゃ無理だな。。
それにレッスンのグランドピアノを弾き始めるといつもながら
鍵盤がかなりゆったり重く感じる。。
つまりはここが音の重厚さと表現力のポイントなんだよな。。
H先生「B部は譜面のAの部分の右手は音を切らずにつなぐように」
「今まで何回も言ってきてるわよね」
しみち「はい」
H先生「ペダルで表現をカバーしてるからまずはペダルなしで、、
そして右手でつなぐ練習をしたほうがいいわね」
・・・先生が弾いてみる・・・
H先生「ね、右手がつながってるでしょう?」
しみち「あー、なるほどね、そうですね」
その場で先生に言われたとおり右手で弾いてみる・・・
所々でそうそうって言ってくれたり、そこは離れてるって言われたり・・・
H先生「そうね、そんな風に練習していくといいわね」
それにしてもいつも思うんだけど、、
この先生はどれだけの曲を即興できるんだろ?
今日のマズルカも譜面見ながら間違えずに弾いてたよ。。
ダブルフラット、フラット、ナチュラル、シャープ記号がたくさんついてる曲なのに。。
H先生「マズルカはいいわよね。。
2,3曲マズルカやってそしてノクターンに戻るといいかも!」
しみち「マズルカはほとんどレパートリーないんですけど・・・(^^;」
H先生「そうなの?それではまた来週ね」
しみち「どうもありがとうございました!」
≪ピアノレッスン第9回≫ マズルカ作品63-2 1回目
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レッスン後は横浜みなとみらいホールへラファウ・ブレハッチの
ピアノリサイタルへ行って来ました!v(^-^ )
ラファウ・ブレハッチは2005年のショパンコンクールの優勝者です。。
ラファウ・ブレハッチ ピアノリサイタル
彼は幼い頃に教会で賛美歌などを聴くとすぐにピアノで真似ていたようです。。
すごい神童ですね!
また彼はピアノのために多くの時間を犠牲にしてきたとも言っている。。
なるほど・・・今日も演奏でもそんな彼の姿勢が垣間見れた気がする。。