音楽教室のある1階のお店に入っていくと、、
楽譜の並んだ棚を見ているH先生の姿を見かけたので、、、
しみち「先生ですか?」
先生はこっちを見ると
H先生「あ、こんにちは!」
と挨拶をしてすぐに棚のほうへ目を移した。。
そんな姿に自分との距離に一線を画されていてそれ以上踏み込めない何かを感じた・・・
-------ハノン-------
しみち「今日は別のを弾いてみます」
と言って38番を開いて弾こうとしたら先生がすかさず、
H先生「待って!それはまだ早いわ!」
自分では「え?何で~~弾けるのに、なんで弾いたらダメなんだろう」と思った。。
ちょっとショック・・・
専門家からみてダメな理由があるのだろうけど・・・
H先生「それじゃ、こうしましょう!(2,5)抜き、(3,6)抜きをしましょう」
しみち「?????」
H先生「言ってることわかる?8つの音の中の該当の音を省くの」
「それじゃ(2,5)抜きやりましょう」
と言われたけどその場ですぐに弾けなかった。。
H先生「ね?こうしたこともすぐに対応できるようになってないといけないの」
しみち「なるほどね~~」
と答えつつあまり納得していなかったが。。
これはこれで弾けるように練習すればいいことだし。。
とても優しい人柄の先生だが、ことピアノの基礎については充分な厳しさがある。。
僕のことは幾分は初心者扱いされてるのは否めない・・・
今日はハノンについては僕からはあまり喋らなかった。。
-------ブルグミュラー『アラベスク』-------
H先生「アラベスクは前回よく弾けてたわね、今日は何かしら?」
しみち「え?前回、来週この曲をもう1回って・・・」
なんか最近のH先生、自分で言ったことを忘れている。。
・・・『アラベスク』を弾く・・・
H先生
「うん、いいわね、本当に細かい点を注意するとすれば・・・」
「Aの休符をちゃんと休んでないこととそれ以降が少し早くなることかしら」
「Bは左手を強く弾くと引き締まっていいわよ」
しみち「はい、それじゃもう1回弾いて見ます」
・・・最初から演奏・・・
H先生がリズムを取ってくれたので弾きやすかった。。
しみち「リズムを取ってくれると弾きやすいですね」
H先生「それを身に着けないとね」
≪では演奏をご視聴くださいませ!≫
ブルグミュラー『アラベスク』
演奏時間:1分02秒
動画サイズ:22.7Mバイト
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-------ショパン『マズルカ作品63-2』-------
しみち「Bの所が右手だけの練習では弾き方がわかってるんですけど」
「流れの中では自分流の運指になっちゃうです」
H先生「うん、どうしても今は無理ならそれをわからないように誤魔化せる技も必要ね」
・・・最初から演奏・・・
H先生「Cの所は少し早めだけど自分で意識して早くしてるの?」
「特に早めだからいけないとかいうわけじゃなくてね」
しみち「いや、そうではないです、感情を込めた結果で」
H先生「Dの所もちょっと早いわね」
もう一度弾きながら先生がリズムをとってくれると
自分が早めに弾いていたのがよくわかった。。
H先生「来週は何の曲にするの?」
しみち「マズルカ63-3かワルツ69-2で・・・
マズルカ63-3にします。ちょっと弾きにくい曲ですけど」
H先生「ショパンの曲もある程度やったらシューマンとかもやるといいかもね」
しみち「シューマンだったら『子供の情景』がいいな」
H先生「『子供の情景』・・・」
「ちょっと難しいけど『トロイメライ』とかもあるからいいかな」
シューマンの曲は両手が絡み合うから確かに弾きにくい曲が多い。。
H先生「あ、あと7月から教室が3回になるからね」
今まではずっと4階でした。。
来週は『清い流れ』と『マズルカ作品63-3』です。。
≪ピアノレッスン第11回≫ マズルカ作品63-2 3回目 (終了)