|
カテゴリ:思うこと
この時期はいつもこうだった気がするが、やっぱり今年は特別に忙しい。
毎年そんなふうに思って焦る時期なんだよな。 忙しい、忙しい、忙しい…と気ばかり焦って落ち着かない。 でも今年はやっぱり特別だ。 イレギュラーな用事に追われるだけならいつもと同じだけど、 今年は長女サツキ(今年4年生)が、4月から東北地方の小学校に山村留学することになった。 もちろん、親元を離れて一人で行くのだ。 その準備も大変だけど、ようするに私の心が、忙しさとは別のところで忙しいのだ。 未だに「本当に行かせて良いのか?」と悩んでいるのが本音だが、 そんな思いとはウラハラにどんどん話が進んでいく。 今週末は里親になるお宅に家族で伺い、一泊させていただくことになっている。 発端は昨年の夏休みに行った短期留学(5日間の山村ホームステイ)に参加した事。 サツキは普通のお宅に子どもだけで泊めてもらい、プチ田舎生活をしてきたのだ。 現地の小学生たちとの交流もあり、楽しかったので長期留学もやってみたいと言い出した。 サツキの学校は一クラス30人前後で3クラス、全学年だと500人以上の規模なのに比べ、 留学先の学校は全校生徒が35人だという。 人数が少な過ぎて、2学年を一人の先生が受け持って授業している。 と言っても、勉強については正直どうでもいいというか、あまり気にならない。 サツキは器用なので、なんとかソツなくやるだろう。 友だちもあっという間にできるだろう。 問題は、最長で1年間という長期にわたって家族と離れて暮らすということだ。 一応一学期ごとの契約更新となっているが、20年近いこの山村留学の歴史では ほとんどの子が一年を過ごしたという。サツキもたぶん、行けばそうなるだろう。 当の本人はいたって能天気に「楽しそうだから行く!」という感じ。 自然がいっぱいあるし、転校生は目立つし、というあまりにも幼い理由だ。 説明会で「あっちの子どもは太陽が山に沈むまで外で遊ぶんだよ」と聞いて、 目がキラキラしちゃってた。 私たちが住んでいるところは住宅がひしめいて、 本当の自然は探してもなかなか見つからないようなところだ。 子どもは皆、習い事をしているのが当たり前で、 3つ4つ掛け持ちの子はまったく珍しくない。(サツキも3つしてる。ピアノ・体操・水泳) 遊びたい友だちと予定が合わなかったり、みんなゲーム持参だったり、 遊ぶ場所もとても限られている。 夫は自分が小学生の頃は、毎年長野の伯父の家に夏休み中居候していたそうで、 その時の経験がすごく印象に残っているという。 だからきっとサツキには良い経験になるとすんなり賛成し、渋る義両親も説得した。 私は? 私は…うーん、 サツキが自分の気持ちに素直で単純なうちに、いろんなことを経験させてあげたい。 あれもこれも失敗したらどうしようと、考えすぎて何もできない子にはなって欲しくない。 だから行かせてあげるのがいい、と思ってる。 でも10歳って、本当の意味で子どもと大人の境目じゃないかって思う。 いつまでも子どもではいられないって、おぼろげながらにわかる年頃だと思う。 きっとサツキにも、いろんな変化・成長がある年になると思う。 だからこそ、この大切な時期に親が見守れない環境でいいのか? そうでなくたって、親子が離れて生活するってどうなんだろう? でもサツキはきっと行ってしまえば楽しいだろうし、いろんな人と関って、自分で考えるだろう。 子どもは親がおもうよりずっと順応力が高くてタフだ。 サツキは自分で選んで行くのだから、プラスになることの方が多いに違いない。 結局、私は淋しいんだと思う。 サツキがそばにいないなんて、考えただけでも身を裂かれるような気持ちだ。 この話が具体的になってきてから、夜中布団に入ってもなかなか寝付けない。 不安で不安で淋しい。 私はずっと自分でもわかってたつもりだけど、サツキを一人の人間というよりも、 自分のことのように思い込んでしまっているんだと思う。 サツキが生まれてからずっと、そういうのは危険だと自分に言い聞かせるようにしてきた つもりだし、夫に言われてムカっとしつつも認めて、なんとかしなくてはと思ってきた。 頭でわかっていても難しくて、彼女が成長するたびに、嬉しいのと同じくらい淋しい気持ちを、 少しずつ少しずつ乗り越えて来た。 夫は「サツキよりヒバちゃんの方が問題なんじゃない?」と言っていたけど、その通りだと思う。 私のサツキへの思い入れは、ある意味病的かもしれない。 自覚があるから踏ん張ってなんとかやってるけど、 これから思春期を向かえることを考えると、 この山村留学は良いワンクッションになるかもしれない。 私とサツキの間のワンクッション。 とりあえず、今週末は現地を自分の目で見て、里親さんといろいろ話してみようと思う。 まぁそんなわけで、長くなったけど… 今年はそれにしてもイレギュラーな予定が多い。 その山村留学の手続き(転校・転居・荷物・お金の問題等々)、 それまでにサツキの歯の治療を済ませたり、懇談会やら保護者会やら、 3~4月は法事が2回、結婚式が2回(どれも遠方!)義両親との旅行、 年度末の幼稚園行事のお手伝い、サツキのピアノ発表会、通ってる吊り雛教室の展覧会出品、 来年度からまた別の新しい学習会の代表になっちまったよ!…等々、 そこに花粉症が追い打ちをかける… それにしたって、4月に結婚式はやめてくれと言いたくなる(^_^;) ご祝儀の出費は仕方ないけど、家族全員の着るもの考えるだけでもゲッソリ(´Д`) サツキのフォーマル靴、去年買ったばかりなのにもう履けないし! 私の着物着付けはどこでやるの?いくらかかるかなぁ~ 現地までの交通は、新幹線か、高速道路か… 夫は夫で忙しくて、まっったくあてにならない。 ただでさえ忙しいこの時期に、そんなことを考える余裕はないのだ。 読みたい本やDVDも相変わらず山積み。 弟が『江頭2:50のピーピーピーするぞ!』を貸してくれた。 早くみたい! “江頭2:50のピーピーピーするぞ!始末書覚悟の逆修正バージョン DVD ASBY-4115 江頭2:50のピーピーピーするぞ!(2)逆修正バージョン~ノークレーム・ノーリターン~ やばい! 朝までに一冊読破しないと……明日は読書会だった…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年03月05日 09時16分00秒
コメント(0) | コメントを書く |