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テーマ:コーラス(2686)
カテゴリ:〔心構え〕
「合唱の楽しみは、大勢の人が集まってひとつのハー
モニーを作ることである」 異論のある方はおそらくいないと思います。 大勢の人の声がまとまった瞬間は、歌う側はもちろ ん、聴いている側にとってもこの上ない幸せを感じ ることができます。 でも、実際に「ひとつ」にまとまるのはなかなか難 しいもの。経験的には集団の声は以下の4つにわか れるように思います。 1.ハーモニーの核になる声 2.核を支える声 3.邪魔にはならないが、役にも立っていない声 4.ハーモニーを乱す声 ちょっとイヤらしい書き方をしましたが、少し詳しく お話ししてみましょう。 「1.ハーモニーの核になる声」 文字どおり合唱団全体やパートの響き・音色を作る 中心になる声です。この「核」がないと、ハーモニー がぼやけたものになってしまいます。 「2.核を支える声」 声量がやや足りないなどの理由で核にはなっていない けれども、核の声に寄り添って響きを作る声です。 「3.邪魔にはならないが、役にも立っていない声」 緊張して十分に声が出せない、声量が少ない、響かな いなど、ハーモニーの大きな邪魔にはならないけれど も、あまり役にも立っていない声です。 「4.ハーモニーを乱す声」 声量が極端に大きい、喉声、テンポやリズムに乗りき れない、音の間違いが多いなど、合唱に邪魔になる声 のことです。 さて、あなたの声はどれにあてはまりますか? 初心者の方は大抵「自分は3かなぁ」と思われたので はないでしょうか? あなたはどの声をめざしますか? この続きはまた次回に。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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