読書/『ももと天空』。
ようやく、一般書を取り上げられる(笑)。と言っても、少しだけ猫本が続きます。登拝系の本をがっつりと読んでると、私を纏う猫の空気が薄くなりやたらと猫本が読みたくなります。その第一弾は『ももと天空』。SNSでばずった三人の生活を書籍化したらしいのですが、本書を手にするまで知らなかった!ももちゃんが最年長の柴犬さんで、黒猫の天くんと空くんの三人兄弟。いや、ももちゃんは天空ふたりのお母さん的役割といったところでしょうか。3人の様子の画像そのものもほんわかして心温まっていつまでも眺めていたいものばかり。ももちゃんの天空へのまなざしが何とも温かい。本書によると、天空がももちゃんのお家に来る前から、ももちゃんは猫好きでお散歩に出ると猫様に近づいてはシャーーーされるわけなのですが、それでも大好きアピールを猫様にしまくっていたそうです。ももちゃん、おもしろすぎ(笑)。天くんと空くんの相性は最初は良くなかったらしいのですが、その仲を取り持ったのもももちゃんとか。おもしろいだけでなく、ももちゃんのコミュニケーション能力と包容力って半端ないと思いました。ももちゃんは犬のはずなのに、犬には見えないただの「お母さん」に見えてしまいます。この本を手にしているだけで、SNSがばずった理由が分かったような気がします。3人の様子も素敵なのですが、少しだけ文章を担当している飼い主さんの文章も素敵です。優しいんです。こんなに優しく3人を見守っているんだなというのがひしひしと伝わってきます。この3人の中でもふりたい!そんな気持ちにさせてくれる1冊です!にほんブログ村