読書/『袋鼠親爺の手練猫名簿』。
お散歩記事ようやく終わりました(笑)。それから、信仰関係本は少しお休みして、それ以外の読んだ本を取り上げます。(乱読しているので、それ以外の本もそれなりに読んでるんです・笑。備忘録と言う側面が「徒然」にはありますので)今回は『袋鼠親爺の手練猫名簿 』。このはっちゃけた表紙と猫本ということで手にしたのですが、作品そのものに入る前の解説文でびっくり。その1.ふざけたタイトルとはうらはらにこれは詩集だったということ。その2.訳者の話によると、この詩は英語で全て韻を踏んでいるため、日本語に訳すときも韻を踏ませるのに厄介だったこと。その3.原作者はノーベル賞受賞者であること。その4.ミュージカル「キャッツ」の原作であるということ。ざっくりこの4つには驚かされました。それにしても本当にふざけた詩です。でも、どれもこれも猫本来の自由さをめーーーいっぱい表現されていて、笑みがこぼれてしまいます。あーー、こんなことあるかもねーーなんてうっかりと思ってしまいます。一つ一つの詩が長くて、詩というよりは物語のようにも感じるのですが、その中で「ハコヤノモーセ」という猫のお話、もとい詩。もしかしたら、99年も生きているかもしれないハコヤノモーセがあちこちでひたすら寝ているのを起こしてはならないというだけの詩なのですが、ハコヤノモーセに会った人、会った人、まだ生きているのかという感じで驚くのです。まぁそれだけの詩ではあるのですが、長生きの猫をある意味尊んでいる姿はどこの国でもいっしょなのかなーと思いました。が、日本と違うところ、これだけ生きているのにも関わらず、尻尾が分かれてないーーー。つまり、猫股になっていないという事なのですが、ヨーロッパの猫様は長生きしても猫股にはならないのかしら?にほんブログ村