最近、忘れていたことを、思い出した。
「何かを、純粋に楽しむこと」だ。
大人になると、嫌ですよねぇ(^^;)
...私だけか？
「先のこと」を、考えてしまうのだ。
これは先々役立つ、スキルになるか？とか、将来何らかの形で
副業として成功しないか？とか（笑）
「どこにつながっているか、何の為になるか」
そんなことばっかり気にして
「とにかく、やっていて楽しい！先のことうんぬんじゃない。
これをやっている時間が、純粋に楽しい！」
っていうことを、もうずーっと、していなかった気がする。
おそらく、現状に不満があるからだろう。
今の状態を抜け出すために、「何かにつながること」を
やらなければ、という気持ちが強いからだ。
「ただ楽しいこと」を、ただ楽しんでいる時間など、ないのである。
たぶん、そう感じていたのだ。
小さい頃は、どこにつながっているか、じゃなくて
純粋にその時を、楽しんでいたはずだ。
砂場で遊んだり、おにごっこをするのに
「うーん、これで将来サッカー選手になるために段階的に足腰を鍛えて...」
なんて考えてる小学生がいたら、実にこどもらしくない(^^;)
しかし、今、そんなことばかり考えている自分に気づいたのである。
「やるべきだ、やらなければならない」と思い込んでいることばかりに
ものすごい時間と労力を費やしており、しかも、それが自分の「夢」を
実現する、最適な方法だと固く信じていた。
でも、もしかして、違うのではないか？
そんな道で、しかめっ面で頑張っていたって、もしかして一生
目指す場所には、たどり着かないのではないか？
大人になった「今」こそ、何かを純粋に楽しむ時間を持つことが
人生を、もっともっと、豊かにしてくれるのないだろうか、と...。
楽しいことだけに、純粋に没頭することの「恐怖感」を
捨てきれないながらも、試しに、リストアップしてみた。
先のことなんて考えず、本当は好きで、わくわくして仕方がない
「今」やりたいことのリストを。
そうしたら、どんどん出てきたのである。
始めは、遠慮がちに。
それから、徐々に溢れ出すように。
まるで、「大人」の自分が押さえ込んでいた、幼い頃の私が
嬉しくて仕方がないと、心の底から飛び出してきたように！
そして、それらの項目は、どれも私の「今」やっていることとは
全く違うものであった。
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焦る心を、ほんの少し休めて。
一日に、ほんの数十分。週末の、どちらか一日でもいい。
これからは徐々に、少しずつ、「純粋に、何かを楽しむ時間」も
増やして、心の練習をしていきたいな、と思う。
そして、そんな時間から、限りないエネルギーと、心の栄養を
存分に得られるようになったとき、心の豊かでバランスの取れた
「面白い」大人になれるかも知れないな、と思った。
