人間力、底上げ
たまたまめくった新聞の書評でタイトルがガンときてこの本を探しに本屋に行った。「日本人の9割に英語はいらない」本屋の店頭で読んでみて非難を恐れずに大胆な書き方をしているけれど、内容としては、なるほど...と思った。最近読んだ、かなりためになる、とある英語学習サイトでも書いてあったことで、以来ずっと自分のテーマとして引っかかっていることと重なったのだけどそれは、英語力なんかよりも、自分が、「話すべき何かを、ちゃんと持っている人間なのか」、それが大事!ということであった。本当にそうだと思いつつこの本を買うというよりも、この本でやれと言われている読書のしかたをやってみようかと、別の本をいろいろ探して買ってきたのであった。私が思ったのは、よし、自分は日本のことをもっと知ってみよう、ということ。海外の人と話すことがあって、おもしろい人間だと思ってもらうには、やはり日本ならではのことをちゃんと理解して、話して、教えてあげられる人だろうな、と思ったので。でも、実は英語とか海外の人とかに限らないのだ。自分って話題がないし、これといった芯がない人間だなぁってその私という人間の基礎力をあげなきゃいけないってことなんだろうから。それから、自分の興味あることや、考えていることもいくつかの分野でいいから、簡潔に言葉にできるようになりたいな。口にしたらほんの1分くらいの量でも、簡潔にまとめて誰かにさらっと話してあげられるって実はけっこうちゃんと知っていないとできないのだ。これは、先日立ち読みした別の本からのアイディア。「1分間アウトプット勉強法」いろいろなところで目にした読み物からのアイディアが混ざり合って、今回の私の思いができあがったのだった。日本は何でこんなにちょこちょこ首相が変わるんだろうとか和を重んじて討論が苦手な日本人って国際ビジネスでは弱いっていうけど本当に日本人ってそんなにだめかなぁ?もっといいとこもあると思うけど、それってどんなとこ?なんてこと、普段何となく考えることはあっても海外から来た人に聞かれたら、ちゃんと答えられないだろうなぁ。たとえ日本語であっても、改めて考えないと答えられない。で、こういう本たちを買って来てみた。まだ全部は読んでいなくて途中だけど、本当におもしろい本もある。「日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか」「禅 『心の大そうじ』」「武士道」←渋っ。「日本人の誇り」「本は10冊同時に読め!」手段や自己啓発、ハウツー本ばかり読んだり英語そのものばっかりを勉強してきた私が本当に遅いけどようやく気づいた、「どうやるか、よりも、何をやるのか→中身!」ちょっと私の読書が変わる転換期。さて、上記最後のだけはちょっと違って読書についての本。冒頭で書いた本と同じ著者が書いている本を偶然見つけたので。で、この本も、私の今日のブログも、読書がテーマになっているけどこの本の中の著者の過激な発言とはちょっと違って私は、読書って重要だけど、それが全てとも思っていない。本を読まない人をこの著者はさんざんに書いているけど私の友人に、本がそれほど得意ではないと、あまり読まない人がいるがその友人の話は、私や他の友人をお腹を抱えて爆笑させるほと面白い。少なくとも、私よりは確実に話が面白く、話題がたくさんある。その友人は、自分の実体験を楽しんで、面白おかしく話してくれるしいつも最高の笑顔で優しく私よりも明らかに友達が多いのでそもそも得られる情報が多いのだろうしおそらく人間が好きで、身の回りの人や出来事をよく観察しているからそんな風に楽しい話がたくさんできるのだと思う。そんなわけで、読書がすべてではなく、人間力には別のたくさんの要素があるし自分の人生を一番楽しんでいて、何が自分の幸せなのかわかっていて豊かに過ごしている人が一番素敵、なのだとは常に思っている。