最近、仕事で「微笑み」がなくなってしまった。
忙しかったり、入ってきた新人君のせいで
余計な仕事が私に増えて、
何で私がこんなことやらなきゃならないんだっ、と
思いながらも、一生懸命やってきたつもりだが
「笑顔」がなくなってしまったと、先日ふと気がついた。
特に、面倒の元凶である新人君には
何かものを渡したり、話しかけるときの
「微笑み」が顔から消えてしまった。
...しかしこれは、自分では気づいてなくても
相手からすると、相当大きな影響だろう。
「誰かに呼ばれる=面倒な仕事が増える」
との認識が増えたのか、人に呼ばれても
その人の目を見て、微笑んで「はいっ」と
返事をしなくなってしまった。
これはいかん、と思った。
でも私が悪いんじゃないのに。とも思った。
しかし、私が悪いんじゃない理由でも
しかめっ面して、不機嫌になる私は
ちっとも素敵な私じゃない。
私が目指す豊かな柔らかい女性は、
そんなふうにはならないはずだ。
それで、どうにかしたくて、仕事帰りに本屋に行った。
「笑顔とありがとうの魔法」という本を見つけて、立ち読んだ。
「あなたがただ微笑みをたたえているだけで
それを見たまわりの人の心には
ものすごい効果が表れるもの。
その影響を考えると、自分の顔は、
自分のものであって、他人のもの。」
と書いてあった。
私の「無笑顔」は、職場の公害だったかも知れない。
来週からは、例え不満や疲れがあっても、とにかく
「微笑み」
「呼ばれたら、その人の目を見て笑顔で返事をすること」
を、やっていきたい。
(始めは、本心からじゃなくてもいい。
笑顔というのは、ただしているだけで
自分の心にまで、影響を及ぼす。
何か嬉しいことがあるから笑顔になるんじゃない、
笑顔でいるから嬉しくなるんだと、
その本には書いてあったので。)