最近は、「うまく歌おう」と思わなくなってきました。
ピアノ弾き語りの話なんですが。
ちょっといい先生との出会いがあって
月に2回ほど、音楽教えてもらって、半年経ちます。
なんとクリスマスに発表会。
挑戦してみたかった「弾き語り」
やることに決めてしまったのは、無謀でしたが
(歌もピアノも、特記するほどの腕前ではなく)
まぁ、いいのです。
うまいことよりも、
「自分だけの魅力をまっすぐ出せること」
だいたい、歌がプロ並みにうまかったら
普通の会社員やってないのですから
もう、うまさとかじゃないんですよ。勝負どころは。うん。
練習のたびに自分の演奏録音して
後でみっちり聞くんですけれど
録音なんかしちゃうと、もうてきめんなんですね。
が~ん!自分が幻想していたほど、うまくないわけです(笑)
それなのに、どこかのプロの真似をして
うまく歌おうとするのが、いちばんかっこ悪いなぁと気付いた。
そして、まぁうまくはなくても
自分の声は割と透き通った素直な声かな、と思った
それをまっすぐ活かすように出せばいいんだ、と。
「人間性、味がある。それが演奏に出る。
だからうまいからいいというわけじゃなくて
普通の人が歌っても、「なんかいい」というのがある。
そういうのが、自分は好き。
逆に、歌がうまい人は、それに頼りがちになっちゃうから」
と言ったのは、私の先生。
しかし、自分の演奏やアレンジの力
=「音楽のひきだし」と、私は呼んでいる
は、まだまだなので
身につけたいこともいっぱいある。
自分にできないことを取り入れて練習して
できることに変えていくのも大事だし、
自分に今ある力だけを素直に使って、自分の人柄を音にのせて
謙虚に誠実に一曲を作り上げようとする姿勢も大事。
うん、どっちも大事!
その両立が、今の課題かなぁ~。