椅子に座ってただ批評するだけのどんなえらい人たちよりも
未熟でも一歩踏み出した人たちのほうが、ずっと素敵!
クリスマス発表会が終わりました。
で、初心者さんでも頑張っていたたくさんの
他の出演者さんたちを見ていた、坂月の感想。
経験など関係なく
誰でも出られる発表会でしたから
歌詞が真っ白になってしまって、苦い顔をしていた人も
ピアノをつっかえてしまって
困ったように何度も弾き直していた人も
いっぱいいました。
でもねぇ
そんな人たちのプロフィールを読んでみると
「初めてまだ9か月」
「やっと4年目」
「小さいころからずっとピアノをやりたいと思っていたけれど
社会人になってようやく始める機会を得ました」
なんて、いっぱい書いてある。
それを読んだら、私、応援したくなってしまう。
坂月は、いま先生に教わっている
音楽のコードやアレンジのことや
弾き語りや、そういうことは全くの初心者ですけれど
ピアノ自体は、小学校1年生の頃からやっていました。
それで
たくさんつっかえてしまって
4年目と書いてあるあの人だって
私で言ったら小学校4年生の頃とおんなじなんだ、って。
大人になっても、そうやって一歩踏み出した人は
とっても素敵だと思う。
「小さい頃からずっとやってみたかった」
「憧れの曲で、まだ手を出す実力ではないのですが、つい選んでしまいました」
「ピアノを両手で弾けたら、かっこいいと思っていたから」
うん、うん。
そんな思いを胸に、勇気を出してみんな
発表会に出ようって決意した、そんな人たち。
みんな頑張れ!!
って、すごく思いました。
でねぇ、そんな想いってやっぱりお互いにあるのか
出番待ちの裏方でも、「お疲れ様でした!」って
声を掛け合ったり
にっこりしたり、拍手をしたりね。
そういうの、何だかすごく、よかったな。
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私自身も、すごく緊張したが
先生の紡ぎだす、年季入りギターのあたたかな支えと表情ある彩りの音色により
私自身は未熟ながらも、ちょっとしたピアノ&ギターの
1曲アコースティックライブのような仕上がりに。
出番待ちのとき、いつも通りお話できて知らずに心が解されていたのだが
一人だったらきっとガチガチになっていたんだろう。
いつもの穏やかな優しさに、心から感謝。
そうそう~、あと、
はるばる見に来てくれた、私の大好きな友だちがくれた嬉しい言葉
「あんなして、練習してチャレンジしてる姿はとてもかっこよく見えたよ。
私もやりた~いって思った」
嬉しいなぁ。どうもありがとう。
本当いい経験でした。