逆境のときに
アンドリュー・マーレーは、暗闇から正しい道に導いてくださる神のみことばを覚えるためにリストを作成しました。1895年、彼はイングランドでひどく背中が痛み、苦しんでいました。何年か前のけがのせいでした。ある朝、彼が部屋で朝食をとっていると、宿の主人が尋ねて来ました。下の階に泊まっている女性が大きな苦難に置かれているのだが、何か助けになることを助言してもらえないかということでした。アンドリュー・マーレーは何かが書かれているメモを渡しながら言いました。「私が自分のために書いておいた忠告です。これを彼女に渡してください。助けになると思います。」そのメモには次のように書かれていました。 「逆境の時にこのように言え。「まず、神が私をここに連れて来られた。私がこの狭く苦しい場所にいることは神の御心である。私はそこで安息するであろう。」 その次にはこのように言え。「神が愛で私を守ってくださり、この試練の中にも神の子として行動できる恵みをくださるであろう。」 またこのように言え。「神が試練を祝福に変え、私が学ばなければならない教訓を教え、くださろうとしている恵みを注いでくださる。」 最後にこのように言え。「神のすばらしい方法と時は神だけがご存知である。」 それゆえ、このように言え。「私は神の約束によって、神が見守られる中、神の訓練のもと、神の時を待ちながらここにいる。」