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カテゴリ:読書感想
東工大の院に行っている友達Kに会った時
最近の面白い本について話をしてたんだね 私は「渋谷で働く社長の告白」を薦めました Kが最近読んだ本は「バカの壁」とのこと 300万部以上売れているみたいだし・・・ 読んでみれば?と言われたので読むことに! タイトルにも興味津々だし面白そうとのことで 1.y=ax 五感から入力(x)して、運動系に出力(y)、現実の重み(a) 上の式は脳の中の係数を上手く表現している 人間は何か入力(a)があれば、なんらかの出力(y)がある よって基本的にaが0は無いのだが 非常にまれなケースとしてa=0が存在するとのこと つまり男子に「出産ビデオ」をみせたところで、何の感想も感動も受けない これはつまり、男子にとって「出産ビデオ」の情報の入力(a)は ゼロ(または限りなくゼロに近い値)だったから よって出力(y)がなく、感想を持つことができなかったとのこと この考え方はとても面白い 人間の脳を計算で表しているわけだからね 他にも計算に変えれるものは色々とあるんだろうね 例えば、企業の社員のモチベーションも数値に表すとどうなるかな? 社員はやりがいと給料への満足度によってモチベーションがあがるのかな (やりがいとは、給料が高いのも含むけど、自分自身の技術向上とか 他の人に役にたつとか) このように色々なものを計算で表すのは面白いね 2.今日の自分と明日の自分 人は日々変化している 自分が変われば、物に対しての考え方が180度変わることがある 「自分がガンになるとする。治療法もなく、あと半年の命だと 言われるとする。そうしたら、あそこで咲いている 桜が違って見えるだろう」 この例えは、とても解り易かったですね 自分が置かれた立場、経験してきたことによって 物の見方、また自分の考え方は変わっていく 明日の自分は今日と同じではないんだね 今日と同じものは、情報(書き残された物など)や物質 しかないんだね。そのことを把握しておく必要があると 筆者は言っているんだね。この認識を持っているだけで 成長できそうだね 3. 高校のときに非行に走った人の傾向 大きくなって非行に走った子供は3歳までに母親が 「この子供は育てにくい子だ」と書いていた率が高い 要するに親子の人間関係に小さい頃から問題があると 非行に走る率が高い 当たり前といえば当たり前なのかな 親の大切さがわかる内容ではある 私の高校時にヤンキーの親にあったことあったけど その親は、本当に親かと思ったからね この親にしてこの子ありってことかな 4. 一元論 自分の考え方が100%正しいってことはありえない 間違えるということを考慮に入れ、自分が100%正しいと思っても 50%は間違っていると認識しておくことが必要 バカの壁というのは、ある種、一元論に起因するという面がある バカにとっては、壁の内側だけが世界で、向こう側が見えない 向こう側が存在することさえもわかっていない 常に冷静に物事をみる必要があるということだね 自分の考え方が絶対だと思って、行動したところで 痛い目あうとのことだと思うね。 バカでない人は、常に冷静沈着に物事をみることが 出来るひとなんだろうね。他の人を怒る場合、相手にとって こういう事をわかってほしい。本当は怒りたくないけど この人のためだと、冷静に頭の中でわかっていながら怒るなら いいけど、自分自身が冷静になれず、怒鳴り散らしている こういう人はバカ丸出しとしかいえないと思うね さすが売れているだけあって、学ぶことも多い内容でした 自分としてあるべき姿、バカの壁を乗り越えなければと思いました 他にも色々と面白い例えがあったので、良ければ読んでみてくださいね バカの壁 養老孟司 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.08.06 12:40:55
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