カテゴリ:大好き度120%!!
いったい何度目の再読になるでしょう…。 読む度に先の展開が気になって途中で止めることが出来なくなってしまう☆ (なのに未だに完結していないっ!!) 最初に読んだのは高校・大学の頃と思いますが、ずっと新刊が出されずにいたので 「ああ、未完のままこの作品は終わってしまった…」と思ってました。 ところがどっこい、柊の知らぬ間に続きが二冊ほど刊行されているではないですか 以前は角川文庫だったのに版元を変えて光文社ノベルスからの刊行で。 それに伴い挿絵が天野さんから丹野忍さんに交代してしまい、 ちょっと寂しい部分もありますが丹野さんの絵も美しいです 「アルスラーン戦記」は中世ペルシアを模した架空の歴史の物語。 さっそく続きを読もうにもそれまでの細かい展開を忘れているので最初から再読。 ああ、久しぶり。懐かしいっ!…で、やっぱり面白いっ。 このお話は多彩な登場人物たちがやたら溢れているにも拘らず、一人一人が個性的。 戦記ものだけあって血生臭い戦の場面の連続だったりもしますが 登場人物たちの魅力的な部分にぐいぐいひっぱられちゃうんですよね。 「王都奪還」以降の物語は魔族との争いが中心になってきて ファンタジー色が強くなってます。 あうううう・・・それにしても。 「暗黒神殿」を読んだ今、 またまたまたまた続きを待たなくてはならないっ!!! 何が辛いって待つことですよ…期限なしで。 しかもいいところで“以下続刊”なんだもの また続きが出る頃には一から再読することになるのでしょう。 まあ、それは良いけれど。 でもでもあまり読者を待たせないで欲しい…お願いです。 田中芳樹さんというと柊はこの「アルスラーン戦記」と「創竜伝」が浮かびます。 「銀河英雄伝説」を思い浮かべる人も多いでしょうが柊はそちらは挫折してます(笑) 「創竜伝」も未完ですよね。 はて、柊はそちらは何処まで読み終えたんだったか…。 島本理生さんの『生まれる森』も文庫化に伴い再読しました。 単行本のゾーヴァの絵とは異なる装丁で、やはりこちらも買ってしまった(笑) 初読のときは『シルエット』や『リトル・バイ・リトル』と違い、印象が薄いかなと 思ったのですが、こうして読み返してみると『ナラタージュ』以降の作品への 布石のように思えます。 作品全体の雰囲気は重めだけど、文章は沁みてくる。 改めてこの作品を好きになれた気がします。 ときには以前読んだ作品を読み返してみるのもいいですね…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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