カテゴリ:大好き度120%!!
短編ひとつ読み終えるたび、胸の奥で輝く星が、ひとつずつ増えていく感じ。 読み終えた後もその輝きは消えなくて、自分を元気づけてくれる感じ。 うまい。うま過ぎる! 物語に惹き込む、出だしの一文も。 ぴりっと〆る最後の一文も。 情景がぱっと頭に浮かんでくる比喩の一つ一つ、その文章も。 胸を締め付けるような現実も、せつなさも、ユーモアも、この作品集には溢れていて 読み終えてしまうのが本当にもったいなくて、いつまでも森絵都さんの作品世界に 浸っていたかった。 どの作品が一番好きか、なんて答えられない。どれも好き。 それでも、あえていうならユーモアたっぷりの「クジラ見」とか、 「クリスマスイヴを三日後に控えた日曜の…」や「ラストシーン」「母の北上」が 好きだなあ…って思います。 長編にはない、短編ならではの味わいってあるよなあって思います。 それを心ゆくまで堪能させていただいたように思います。 至福…のひとときでした 柊の読書メーターは→こちら 柊のつぶやき(Twitter)…… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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