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カテゴリ:テクニック編
今日の「エチカの鏡」で
『超人気お葬式セミナーに潜入 絶対損しない25の鉄則プロ告白の最新 事情完全大公開お布施の額 』 という葬儀に関する特集をやっていた。 ウタい文句に『損しない』とか『大公開お布施の額』とかあった。 でも本職の私から言わせると別段お安くなるお得情報な訳でもなく 葬家となった時、どこの葬儀屋からも聞かされる 「当たり前の25の鉄則」であった。 なので私がこの番組のサブタイトルに 『…お葬式セミナーに潜入 (節約できる!!) 25の鉄則…』 と裏知恵を追記したい。 また、今回は長いので全後半に別けますのでご了承くださいm( _ _ )m ザッと順を追って遺族がやらなきゃいけない事をフォローしていく。 1.死亡診断書をもらう→病院死亡なら普通に貰える 死亡診断書→火葬許可書にする手続きを役所でする。 この手続きは葬儀社が代行で行く事が多い 生命保険などの証明になるコピー必須 ちなみに新たに病院に依頼すると有料(~¥5000位) 自宅での不慮の死などの場合 死亡診断書が同じ書式で死体検案書になり警察の 検案後にもらうことになる。 2.葬儀社を選ぶ→大変重要です 生前に必ず探しておくことをお勧めします 私的選ぶポイントとしては 互助会…お金に余裕のあるご家庭にお勧め。 オプションを勧められます。 個人店…素朴なサービスがお好みの方にお勧め。 ただし金の臭いのする葬儀社は避けましょう。 料金の明確さ、知識もしかりですが 有料の葬儀内容以外に故人とご遺族の為に 無償で気働きできるヒューマンスキルがある葬儀社がベストです 3.遺体を安置する→枕飾りも有料です。 自宅に香呂あるなら断ったほうがお徳。 小額でもこのような金額が積み重なり 全国葬儀平均額は¥231万になります。 4.お寺を選ぶ→葬儀社にお寺を紹介してもらう場合は 紹介手数料は表記はなくても必ず取られています。 葬儀社も商売ですから。 5.日程と場所を決める→火葬場の「釜の込み具合」と進行している 「宗旨の導師の都合」によるところが大きい。 場所は来るであろう予想人数が収容できるスペースか? どんな式をあげたいか?によって ホテルもしくはおしゃれな式場・自宅どこでも良い。 利便性だけ考えると 『あんなにコ汚い式場しかないの?』 ということにもなる。 高級レストランと庶民派レストランに味の違いはなくても 大きく違うのは“雰囲気の違い”です。 祭壇が立派でも寒々しい式場や不潔感があるホールでは 癒されません。 “空間の演出”も人の心を和らげる事を念頭に置き 事前にどのような式場で葬儀をあげたいか? イメージしておくことも大切です。 6.葬儀のプランを選ぶ→安くても必要なものはそろっているので 葬儀社の営業の腕の見せ所。 棺のランク・霊柩車・祭壇・湯灌や納棺も オプションである。 『何をこの人(故人様)にしてあげたいか?』 気持ちとお財布の相談である。 7.手伝いを依頼する→お手伝いの以来は葬儀に来るであろう 予想弔問客数による。 親族だけなど2.30人規模で気の置けない中なら 無理に手伝いを立てなくてもなんとかなる。 8.遺影写真→事前に作っておきましょう。 毎年必ず「これが私の遺影写真」 そんな覚悟の一枚を残しておく事は日々を大切にするきっかけになる気もします。 基本四つ切サイズ 254×305mm 葬儀専門の写真は修整などもしてくれる分 ただし町の写真店の20倍の金額です PCの得意な方なら背景の修正 サイズにこだわらないなら自分で自宅でプリントも有り 写真ではなく自画像を飾ったり全く写真なしの方もいます。 9.通夜振る舞い→「弔問客分が足りないと大変だ」を セールストークに葬儀屋さんは料理数のアップを図ります。 弔問の方へ感謝の気持ちも大切ですが予想人数の7割位でOK 忘れてはいけないのは「お通夜は宴会ではありません」 同窓会・飲み会ヨロシクに盛り上がり お腹いっぱいになって帰る方はそもそも不作法なので 逆に弔問する際には気をつけましょう。 ただし「通夜振る舞いに旨い物ナシ」 と葬祭業界人は実しやかにつぶやいています。 10.現金の用意→葬儀の本番中に出るお金は小銭が主です。 支払いは葬儀後に払う事の方が今は一般的です。 11.お手伝いに心付け?→各人の良心と地域性によります。 精進おとしのお弁当を心付け変わりにする事も多いです。 葬儀係員への心付けも気持ちの問題です。 「古くからの習慣ですから」はタダのうたい文句です。 ご安心を 12.線香の日を絶やさない→葬議場ホールによっては消防法で火を強制的に絶やされます。 フルーツを入れると爆発する?…スイカやドリアン丸ごとは お勧めしませんがカットしているものはOK。 たぶん“焼きムラ”の問題を重視しての仮説かと疑われます。 大抵の禁止事項や因習は昔の人の “語呂合わせ”もしくは“ダジャレ”と私は思っています。 13.喪主の挨拶→挨拶文例集をくれる葬儀社もあります とは言え、好きな事を言えばいいのです。 思いのたけをぶつけて下さい。 14.火葬許可証→死亡診断書を役所に出すと火葬許可書になります。 事務手続きは葬儀社が代行してくれます。 15.お骨を拾う→火夫が案内します。 16.精進おとし→通夜振る舞いとどっこいの味です。 外のレストランなどでも精進おとしも可能です。。 「お骨の持ち込みOKか?」の了承が得られれば ご親族自ら向い、お得でおいしく済ませる事もできます。 17.お布施を払う→お布施の平均額54万9千円 ただし、仏教なら戒名のランクで価格が変わる。 支払いで一番丁寧なのは、葬儀がすべて終わってから 寺院に行くのが丁寧とは言われている。 と、本日は前半戦です。 私個人、昨年は出会いがあり、別れがあり、色々心境も状況も変わりました。 明日続きをご報告いたしますm( _ _ )m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月19日 11時49分07秒
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