スケートへ行く(3歳2ヶ月)
めいちゃんとゆきちゃんを連れてスケートに行きました。滑れない子どもを二人連れて行くのは、かなり大変でした。何が一番大変だったかというと、二人の性格の違いです。めいちゃんは今少し一人で氷の上を移動出来るようになったので、どんどん滑りたがります。ゆきちゃんは、滑るよりもスケート靴の歯で削られる氷をかき集めて、雪だんごをつくりたがってすぐ座ろうとします。でも、どっちもまだまだ一人には出来ないので、離れていく二人の距離の真ん中で困ってしまう私という構図で1時間。ゆきちゃんはもう滑りたくないというので、ゆきちゃんはリンクの外に待たせて、ゆきちゃんが見える範囲でめいちゃんと滑りました。ふと、見るとゆきちゃんがいません。慌てて戻ると、見えない位置でちょっとかっこいい高校生の男の子グループと話していました。ゆきちゃんは、めんくいなのです・・・。もう寒いし、いろいろ大変なので帰ることにしました。ロッカールームで靴を替えていると、先に靴を履き替えたゆきちゃんが若いカップルに話しかけています。ゆき「これなあに?」お姉さん「え、これ?ドクロ」その会話にそちらを見ると、お兄さんの帽子の柄を聞いていました。ゆき「ドクロ?変なの」お姉さん「変だって言われてるよ、あはは」とっても優しいお二人で、私がめいちゃんの靴を替えている間、ずっと相手をしてくれていました。それにしても、赤ちゃんの頃はかなりの人見知りだったゆきちゃんが、4年後こんなにフレンドリーな感じになるとは驚きです。今は誰が子どもに危害を加える人間なのか、見た目では分かりません。時々、街で会った中学生・高校生の男の子が、めいちゃんを「かわいいね」と言ってくれたり相手をしてくれるのですが、どうしても少し疑いの目で見てしまいます。イヤな時代です。子どもが、優しい人だけに出会いながら成長していけたらいいのになと思います。