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カテゴリ:ちいさな旅
南禅寺に行った後、初詣もしていなかったので祇園の八坂神社までお散歩がてら歩きました。
今年、八坂神社で参拝したのは厄除けの神様だと聞いたから。 私は厄は終わったのですが、ダンナが厄年です。今の所何もありませんが、まあやっぱり厄年だと思うと気になるので念のため・・・本人は気にしていないんですけどね~。 せっかく祇園町まで来たので、ちょっと祇園散歩をしてきました。 裏通りを歩いたりしていると、お茶屋さんがあったりして雰囲気のある小路です。やっぱりこういう所には和装が似合うな~、なんて思ったりして。途中祇園の芸舞妓さん達の学校である女紅場学園の授業時間割なんかを見つけました。三味線とか日舞とか、授業科目は山ほどあります・・・大変だなあ。普通の学校なんて、お気楽なものだと思ってしまいました。 祇園町を歩いていると、お菓子屋さん(?)の軒先に「福玉」を見つけました。 コレが「福玉」 「福玉」は大晦日に芸舞妓さん達がお世話になったお茶屋さんなどに挨拶廻りに行った時にもらうもの。普通、ご贔屓さんがお茶屋さんなどに預けておいてくれるものだと聞いていますが・・・年明けのこんな時期に普通のお店の軒先に・・・。もしかしたら余っちゃったもの?(受注生産式だと聞いていたけど違うのかしら)それとも観光客用のサービス?・・・とか思いつつ、年末年始にしかお目にかかれないモノだし、縁起ものだから見れてラッキー 外側の紅白部分は最中の皮でできていて、中は空洞。だからお菓子屋さんが作るそうです。そして中にはいろんな縁起物の小物やお正月飾りなんかがたくさん入っているそうです。一度割ってみたいような気がするんですが、5000円くらいはするものらしいので、遊びで買うにはチョット・・・なんとなく中に何が入っているのかワクワクするような気がしました。福袋みたいなものかな。 引き続き祇園をぶらぶらしていると、小さな小さな古い小間物屋さんを見つけました。 南座のすぐそば、大通り沿いにひっそりと・・・「幾岡屋」さん。 最初に目を引いたのは、芸舞妓さんのお正月用花かんざし。 必ずお正月はこれを使う決まり。稲穂と鳩のかんざしですね。稲穂が実ってどんどん頭を垂れるように、自分達もおごらず、常に謙譲の心を忘れるなという戒めを込めているんだそうです。鳩は・・・なんだろ?平和? 日本ならではの謙譲の美を感じさせるいわれだと思います。お正月に毎年、このかんざしを付けることで気持ちを新たにされるんでしょうね。私も見習わないと・・・。 本とかで読んではいたけれど、これを見たのも初めてで、あ~、これが本物のお正月用かんざしか~、なんて覗きこんでしまいまして。どうやら店内にも所せましといろいろ並んでいるようで気になってしまい、中をのぞかせていただきました。 お店の中はこんな感じ。 こちらは祇園の芸舞妓さん、出入りのお店だそうです。 この三角の紙は引祝い(芸舞妓さんが結婚や転職で廃業する時にする)の時にお世話になった方々に配る紅白の御飯にかける熨斗のような(?)もの。小さくて見づらいけど、ちゃんと芸舞子さんの名前が入っていて、○○改め△△と、源氏名から本名へ変わることを書いてありました。 そして所せましと、舞扇やかんざしが並んでいる店内。 ずらっと並ぶ箱は毎月変わる、芸舞妓さん達の花かんざし。毎月毎月季節に合わせて付けるかんざしが違うから、それを月別に並べて保管しているのだそうです。 他にも夏に芸舞妓さんが使う、名刺のように自分の名前と屋方(置屋さんのこと)を入れた団扇が飾ってあったり、普段から持っているバッグ(もちろん和装用)類もたくさんありました。下部分が籠で上が和布の巾着型が多かったかな。普通に浴衣とかを自分が着る時に持つような籠の巾着よりもはるかに横長なんです。そうでないと舞扇が入らないんでしょうね。 やっぱりこういうきらびやかな衣装やお道具、装身具・・・憧れちゃいます私も女子なんだな~ 私は日本のこういう伝統文化的なものも大好きです 結構いろんな外国人に、日本の文化について聞かれることも多くて、そんな時に答えてあげられちゃうとちょっと得意になっちゃったりします雑学大好き。 意外と日本人なのに日本のこと、知らなかったりします。ま、何でも知っている人なんていないでしょうけれど。せめて他の国の人に聞かれたことくらいには答えられないと日本人として恥ずかしいような気が。 つい先日も、よく聞かれる「神社」「お寺」、「神道」「仏教」、の日本の宗教と行事のことを聞かれて、説明しましたが・・・今の若者なんて知らないんだろうな~。時代は聖徳太子の頃までさかのぼって説明しなければならないわけで・・・ 私は高校時代、日本史を選択しなかったので、日本の歴史についてきちんと学んでいないんですよ。(世界史もかなり教科書斜め読み、だったんですが)結局大人になってから自分で読みたい本を読み、疑問に思うことを調べ、あちこちに行くたびにそのいわれが気になって調べたり・・・。でもやっぱり小説なんかを読んでいると、自分の中でイメージが膨らむから史跡なんかに行っても楽しめます。小説が現実とは違うことはわかっているけれど、やっぱり教科書みたいに事実の羅列を読んでいてもちっともイメージがわかないし楽しくないですよね。 しかし日本の歴史も自分で調べたりしていると結構楽しいものです。 ・・・と脱線しましたが、「幾岡屋」さんにはお世話になりました。とっても楽しかった 小間物袋物「幾岡屋」 京都祇園南座東一丁南側 電話:561-8087 せっかく覗かせていただいたものの、私には花かんざしも要らないし何も買うものはないと思っていたところ、ふと目にした小さな箱。小さなキャップボトルのリップクリームやハンドクリーム、練り香水!舞妓さんも使われているんだとか。小さくてパッケージもカワイイし、同僚にお土産に何個か購入しました。 リップクリームは無色ですがちょっとスッとする使い心地。ハンドクリームもベタベタしないので良かったです。練り香水は、フローラルな石鹸の香りというのが近いかな?セクシーでもなく、さわやかというのでもなく・・・清潔感のある、でも少し華やかな気分になれるような香りです。練り香水だと少しずつ指で付けるので、香りのキツイのが苦手な人でも調節しながら付けられるから良いです。 リップクリームとハンドクリームが350円で練り香水が500円だったと思います。 調度良いお土産が買えました~。 そして同僚に早速渡したのですが、ウチの同僚にはリップクリームががぜん人気でした。 ふと見過ごしてしまいそうな、小さなお店との出会い。 それも旅行の楽しみですよね 歩き疲れてバスに乗り、ホテルに帰ったらすっかり疲労。 この日は早寝してしまいました・・・ そしてまだ京都編続く・・・。 旅行にはやっぱり大きいボストン! 軽量レスポはやっぱり便利~。 ・送料無料!50%OFFLeSportsac(レスポートサック)7286 4952 エクストララージウィークエン... いろいろ見たけれど、こちらはレスポがとってもお手軽な値段だと思いま~す。 歩きやすい靴を求める方は、ベルさんの靴、オススメです。 旅行とかだったら、この辺オススメ~。 ■工場直販価格 ! ■ 超柔らか&超軽く、ゆったり! ★ 超ソフト カジュアル 881 ★0881 ↓他にもやわらか靴がたくさんあります お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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