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カテゴリ:会計の仕事
医療法人の診療所の決算。8月決算の10月提出の作業中。
税務署、県税事務所、市役所への申告書提出以外にもケッコウ事務があって、 県への決算届、法務局への役員変更登記、財産の変更登記の準備などもします。 さて、病院・診療所の会計はもう15年~16年やっているけれど、 ここ何年かは、収益の伸びが鈍化している感じ。 医師・歯科医師=高額所得者という式は、努力なくして成り立ちません。 医療費の抑制政策は、私たち一般患者の立場で医療に接する者はもちろん、 病院・診療所の経営はいっそう切迫感が強くなってきています。 先月、某府県の担当課へ決算届けを提出に行ったところ、 赤字決算の理由を聞かれたではあぁ~りませんかっ!? いままで、府県の担当課が決算の中身まで言及することはなく、 書類だけ受け取って受付印を押していた。まるで、流れ作業のように ・・・。 ところが、「赤字決算の原因は何か?」「役員報酬を引き下げる必要はないか?」などと、 質問をしてくるようになりました。 認可法人の監督官庁として、当然と言えば当然のことをしているだけなんだけどね。 もっとも、だから即○○をせよとか××をするなとか指導することはまだない。 でも、決算内容に踏み込んだ質問を投げかけてくるような時代になったことは確かです。 直接、医師・歯科医師の先生方と接し、経営をどのように持っていくのか 日々、無い知恵を絞っている我々会計人は、監督官庁のような紋切り型の質問をしているだけでは済まない。 さて、決算結果を分析し、来期に向けて、先生には耳の痛い提案も準備せねば・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/21 12:11:08 AM
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