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カテゴリ:会計の仕事
昨年末最終日のこと。お客様から電話あり。
昨年中途採用した女子従業員が突然「体調不良のため辞めたい」と言い出したとか。 法人組織とは言え、従業員数名の診療所のこと。家族同然に大切にしていたツモリ。 福利厚生の一環、毎年クリスマスには従業員全員にケーキをプレゼントする。 今年の年末もボーナスは十分支給した。 なのに、突然の退職願いが・・・。 院長は、福利厚生と給与面での「厚遇」に対して、信義に反する退職だとオカンムリ。 確かに、就業規則でも「今日限りで辞めます。」なんてこと許してはいないのだけれど、体調不良とあればムリに終業させるわけにもいきません。。 結局、年末限りでその社員は退職することになりました。 細かいことだけど、クリスマスケーキ、ボーナス、年末調整の還付をチャッカリ受け取った上に、突然退職を告げられた。 雇用保険、健康保険、厚生年金など年明け早々手続に奔走することになって、だんだん腹がたってきたとか。 超零細ながら、おいらも経営者の身。キモチはよく分かる。 「いやぁ、先生。この頃の女の子はドライでっせ。それに、体調悪いってことも、まさか嘘じゃないだろうし。もしかしたら、私生活でカレシとトラブルがあったかも知れないじゃないですか。」 などと、カンカンの院長に、その場しのぎの慰めを言ってはみたけれど・・・。 人事は、給与と福利厚生費を沢山使うだけでいいのだろうか? そんな筈ないよね。 “人はパンのみにて生くるものにあらず。” やりがいも欲しい。職場の人間関係も重要だ。 やんわりと、しかも効果的なアドバイスをあれこれ考え中の今日この頃です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/01/12 11:39:48 AM
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