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カテゴリ:会計の仕事
今年も所得税の確定申告を前に、決算資料が揃いはじめました。
事業所得・農業所得・不動産所得・給与所得・配当所得・株の譲渡所得・雑所得 もっか、以上の決算などやっているところ。。。 「先生、税金戻りまんのんか?」と、久しぶりに電話をかけてくれたのはSさんでした。 今年は税法改定のため、しばしば「増税」という報道がなされていますが、 確定申告を前に届いた書類を見て、ようやく気づいた70過ぎのSさん。 Sさんは、夫婦二人暮らしの年金生活者。 昨年、配偶者控除・配偶者特別控除の所得控除が減額改定され、 今年は老年者控除の廃止、公的年金の控除の減額。 昨年までなかった公的年金からの源泉徴収がされ、手取額が減っていたことに気が付きました。 4万円足らずの源泉所得税ですが、確定申告で還付を受けることをお勧めしました。 公的年金等は、源泉徴収で課税関係は完結していますから、確定申告は不要。 でも、確定申告をすることによって、税金の還付を受けることが出来るのです。 Sさんは、年間の医療費、国民健康保険料、郵便局の簡保と農協の建更など所得控除を適用することで、税金を還付してもらうつもりです。 「ほな、税務署行って紙もろてきまっさぁ。」といって、世間話を交えた約1時間の電話を切りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/05 01:05:54 PM
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