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ひよきちわーるど

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2006.01.15
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カテゴリ:I love family


今日は節分。

昨夜から玄関には柊を飾りまして
鬼を通せんぼ(笑)致しております。




昔の「鬼」って一体何だったのだろうと思うのです。

ひとつは病気、そしてもうひとつは害虫?
人間にとって災いをもたらす全てのもの。




お店に足を運べば「恵方巻」とやらが売りに出されていて
実はこの慣習、関西にきて初めて知ったのです。

最初、何だろうと不思議に思っていました。




まずもって1本まるまる囓るなんて無理。
小食の人間にとりましては拷問です(笑)。

でもって それを囓っている間
何もお話ししてはいけないのでしょう?

その時点で、ここ関西のおばさま方には無理。

別の意味におきまして
これもまたひとつの拷問ではなかろうか、と(笑)。





夫は巻き寿司が余り好きではありませんので
我が家では今夜お赤飯です。

明日から春ですね
良いことたくさんあるといいですね

・・・そんな気持ちを込めてお赤飯なのです。






何もね、豆まきをしたからと言って
ある方向を向いて巻き寿司を食べたからと言って

この1年無病息災でいられるかと言いますと 
必ずしもそういうわけではないと思うのです。


けれど それを分かった上で
そのような行事を行っているわけですね。









・・・愛する家族をもって分かったことがあるのです。



夫が朝早く職場に出掛けます。

夫が家から出るときに 
「気をつけてね。」という思いを込めてその肩に触れます。

そして遠ざかっていく夫の車の影が見えなくなるまで 
ずっと見送ります。



娘が学校に行くときに 必ずその頬を私の両手で包み
「気をつけるんだよ。」と声をかけます。

大きな声で「絶対怪我しないようにね。」と
登校していく娘の背中に向かって思わず言ってしまうのです。


まるでそうすることによって
悪鬼を寄せ付けまいとするかのように。






確かに 肩に触れたり頬を包んだりと
表に表れる行動そのものは些細なものでしかないかもしれませんが

その心中においては
「悪鬼鬼神よ 愛する者に害を為すな。」との思いが
強く在るのだと思います。






肩や腕に触れたからと言って
愛する家族がその日1日無事だという確証は何もないのです。

けれど そうしないではいられない。






そういう自分の思いに気付いたとき 
初めて 昔の人々の思いが 
ほんの少しでも分かったような気が致しました。







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Last updated  2015.12.10 11:38:03
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