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ひよきちわーるど

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2006.08.07
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カテゴリ:健康


昨日、病院に行ってみましたら
何と「アトピーです。」との診断。

一瞬目が点になってしまいました。
大人になってもそんなことあるのだな・・・と。
手足に出てくるしつこい湿疹が、これがアトピーだとは・・・。

しばし呆然です。

喘息患者が精神的ストレスを受けますと
突然発症するのだそうです。




で、処方されましたのは飲み薬にステロイド。

この飲み薬、強力な睡眠剤が入っているのではないかしらと
思うほどのものでして 日常生活が全く成り立たない。

ステロイドにしましても
たった一回塗りましただけで肘の部分がいきなり黒く変色。

納得いきませんで先生に再度訊きましたところ
飲み薬につきましては眠くならないものを処方してくださり

しかし、ステロイドにつきましては
「真面目に塗りなさい。」とのこと。

確かに痒みは劇的にとれますので
それだけにこのステロイド、手放し難くなるのでしょうけれど
それでもこの肘の変色は一体どうしたものか。
そこでもう一度先生に食い下がりまして説明を求めました。

結局先生は弱いステロイドに変えて下さいましたけれど
正直申しまして あまりにいい加減な説明に呆れ
(その時の先生の説明に関しましては省略します)
この病院には二度と来ないことに致しました。

・・・2件目の皮膚科もだいたい同じようなものでして
1,2日悩みました結果、自力で治すことを決意




ネットで調べまして
紫草の入っている「紫雲膏」が有効とのことで早速薬局へ。

紫雲膏を購入しまして現在試しておりますが
未だ効果の程はわかりません。
あと数日しませんとわからないのでしょう。



そしてもうひとつ「やまももの塩漬け」を試しています。
実はこれ、私が嫁ぎますときに
実家の母が 皮膚の弱い私のために作ってくれたものでした。

幸いこちら兵庫では蚊に刺されることも余り無く
湿疹に悩まされることもありませんでしたので
そのままずっと保存しておりましたけれど
いよいよ今回はやまももの出番というわけです。



湿疹は今や手足、首と、身体のいたるところに出てきています。
その痒さたるや・・・とても言葉では言い表すことなどできません。

まず普通の精神状態ではいられないのですね。
今回初めて知りました。
ひとつのことに集中できないのです。



・・そうですね、例えるとしましたならば
蚊に数十箇所いっぺんに刺されたような猛烈な痒み・・・でしょうか。

起きている間中、その痒さと戦うわけです。
人との会話もままなりません。

睡眠をとっている間にもおそらくは掻いているわけですから
睡眠自体が浅くなってしまいます。
眠っている間に爪で掻かないよう、昨夜は手袋をして眠りました。

場所によりましては
無意識のうちに掻いてできた傷が無数にあります。
血もにじんでいます。



・・・・こんなアトピーの痒さ、
子どもには本当に辛いだろうな・・・と思いました。

今、アトピーで苦しんでいる全国の子ども達のことを思いました。
そんな小さな身体で本当によく頑張っているねと
声をかけたくなりました。

「頑張っているね」と 
言葉にしましたらたった一言ではありますが
子ども達はこんな辛さと何年も戦っているわけです。

その治療を陰で支えるお母さんも
本当に大変でいらっしゃるだろう・・と思いました。




傷ができて血のにじむ箇所に塩漬けのやまももを擦り込みます。
・・・・声をあげたくなるほどの猛烈な痛みです(うきゅー)。

しかし、この痛みをなんとか乗り越えますと痒みが取れていくのです。
翌日にはアトピーの症状もかなり和らぎます。




この治療方法で本当によいのだろうかと
不安を抱きながらの毎日ではありますが
ステロイド漬けだけは避けたいのです。

このアトピーが、自分の身体からの何らかの信号であると捉え
その原因を根気強く突き止め 生活を改善していこうと思います。

ステロイドで炎症を無理矢理押さえ込むのではなく
体の中から出てくるものを出し切ってみようと思います。






この小さなプラスティックの中に入っているやまももの塩漬け。

14年後、このような形で使う日が来るとは思ってもないことでした。
傷に擦り込むたびに「治れ!」と自分の身体に言い聞かせます。




深夜あまりの痒さに目を覚まし、暗い階下に降りてゆき
冷蔵庫の中からやまももを取り出します。

真夜中ですから あたりはしんと静まり物音ひとつしません。
そんな中 痛みをこらえながらやまももを擦り込みます。

40にもなって恥ずかしいことではありますが
突然こんな状態に陥ってしまい 正直申しまして不安なのです。

こんな強い痒さも初めてですし
これから先どうなっていくのだろうと思うのです。

皮膚科の先生の
「いずれ全身に広がりますよ。」の言葉も耳に残っています。






夜中、擦り込みながら実家の母を想います。

嫁入り道具の中に「これも一緒に持って行きなさい。」と
やまももを一緒に入れてくれた母でした。




14年前と同じく紅い色を残すやまもも。
それらの実が塩を含み容器の中に並んでいます。


まるで遠く離れた九州の母が
一緒になって「治れ!」と励ましてくれているように思うのです。















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Last updated  2015.10.22 09:35:49
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