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カテゴリ:I love family
体調の優れぬ中 そしてまた新聞集金の大変な中(笑) 新年の準備を少しずつすすめております。 玄関には自分で染めた布を飾ってみました。 玉葱染めを鉄媒染、銅媒染したものです。 おせちの材料も少しずつ買いそろえています。 我が家では毎年のお正月の様子を写真におさめ、それをアルバムに貼っています。 1994年のお正月から続けておりますので今回で14回目。 家族の様子やその年のお正月のおせちの写真、 そして年賀状などを保存しているのです。 ちょうど12年前・・・1995年のお正月の写真を見てみますと まだ夫と私の2人だけの写真です。 その時分つわりが相当辛く、おせちを作るのにもかなり苦労いたしました。 1996年のお正月を見てみますと 夫や私のランチョンマットの上にはおせち料理が並んでいるのですが 当時まだ生後4ヶ月のみゆきちのマットの上には ミルクの入った哺乳瓶だけが乗っています(笑)。 我が家では元旦の零時ちょうどに仏前に座りまして勤行を致します。 その勤行が終わりましたあと 夫が「新年の言葉」を言うのです。 例えば妻である私には「身体を大事に」 娘であるみゆきちには「勉強をしっかり頑張りなさい」と。 毎年このとき「だけ」は 娘も私も神妙な顔をしまして夫の言葉をききます。 今回迎えるお正月では娘の点ててくれたお茶を頂こうと思いまして 先日、新年用のお干菓子を購入してきたのですけれども おかしいですね、どこを見ましてもそのお菓子が見当たらないのです。 確か戸棚の中に入れたはずだ・・・と思うのですが どこをどう探してもないのですね。 そんな私に、夫と娘が何やら上機嫌でこう話しかけるのです。 「お母さん、そんなバタバタせえへんでもええやんか。 このお菓子美味しいで。食べてみ。」 そんな彼らの手にあるのは 猪をかたどったお干菓子と若松のお菓子。 捜索していた目的のもの、ついに発見(涙)。 しかもあと2つしか残っちゃいない。 そんなこんなでいろいろあるわけですけれども(笑) そんな忙しい中、ちょっとした楽しみを見つけたのです♪ 茶道の本で香合の写真を見まして こんな素敵な世界があるのか・・・と思ったのですね。 そしてまたこの夏、御影の香雪美術館にて茶道具の取り合わせを観に行きましたことも 香合に惹かれるひとつのきっかけとなりました。 私は美術品についての知識は持ち合わせておりません。 基本的な知識につきましては学びながら吸収して参りたいと思いますが そんな中でも自身の感性を大切にしていたいと思います。 難しいことは分からないのですけれども ただ、自身が死の床につきましたとき その床の中でも生への想いを燃え立たせてくれるような そんな作品に出逢ってみたいと思います。 そして病の時に限らず、元気なときにおきましても その作品を眼にするだけで自分の心が深く澄み透るような作品。 娘がね、先日このようなことを申しておりました。 「お母さん、お茶の時間って、なんだか凛とした気持ちになるね。」と。 「いい時間だね。」とも。 「でも、お茶の時間が終わってまうと、 だらっとしてまうねん。」と付け加えてもおりましたが(笑)。 「凛とした気持ち」 佳い言葉です。 一緒におせちを作り お正月飾りを準備し 新しい年を迎える空気の中 娘とともにそんな気持ちをもっていたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.09.05 21:31:46
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