ひよきちわーるど

皆様、ごきげんよう（笑）。

本日、無事に抜歯を済ませることができました。
ご心配頂きまして本当にありがとうございました。

歯医者さんの門をくぐりましたのが午前１１時１５分。
再びその門をくぐりまして外に出て参りましたのが午後１時４０分。

・・・大がかりな抜歯は今回が初めてだったものですから
久々に緊張致しました。

麻酔からしてもう、何本も何本も（怖）。
しまいには喉の奥の方まで腫れた感じになりまして
さすがに（一瞬ではありますが）呼吸困難に陥りそうになりました。

で、よせばいいのに、そばにいらした衛生士さんに
「麻酔で呼吸困難に陥る例はありますか？」と至極真面目に質問してしまい
「大丈夫ですよ」との衛生士さんの優しい笑顔に　心から安心致しました。

衛生士さんが「緊張なさっていますか？」と仰り
ひよこはこれまた真面目に
「おそらく、普通の精神状態ではないと思われます。」と（笑）。

そうしましたら衛生士さんが
「手を握っていてあげますね」と・・・・。

ううぅ。本当にありがとうございます(/_;)




麻酔が効いてきた頃を見計らいまして、いよいよ抜歯です。

先生が大きな声で
「○○さん、覚悟は決めてきたか～！」と診察室に入ってこられました。

ひよこは非常に緊張した面持ちで「はい！」と。




抜歯に入りましたが　左下の頑丈な奥歯ですからびくともしません。
先生も、ひよこの顎をしっかりと抱え力一杯引っぱってくださいます。

・・・やはり、歯を割らないと抜けないのでしょう、
何やらいろんな機械の名を先生が仰いまして
そのたびに助手の方々が足早に何かを持ってこられます。

お話では２つに割る・・・とのことでしたが
どうやら２つではなく、かなりバラバラになっているようです。

確かにめりめり・・・という音は聞こえるのですが
一向に抜けてくれないのですね。

先生も、何度も「大丈夫か？」と訊いてくださいます。
そのたびにひよこは、指で「OKマーク」を作りまして意思表示致しました。





ものすごい機械の音、めりめりという音、
先生が矢継ぎ早に何か指示を出しておられます。

そんな中、ひよこがあまりに抜歯のことばかり考えていると余計に体も硬くなり
抜歯時間も長引いてしまうと思い・・それでは先生方にご迷惑をおかけしてしまうでしょう？
ですので、敢えて他のことを考えリラックスすることに致しました。

で、一体何を考えるか、ということですね。

・・・お付き合いの長い方ならもうお気付きですね？
もちろん「カバがいつも水中にいる必要性について」ではありません（笑）。




・・・実は、縄文時代の抜歯の風習について考えておりました。

当時は当然のことながら麻酔もなかったわけですし
抜歯をするとき、痛くて仕方なかったろうな・・・と。

それに消毒なども（もし、したとしましても）およそ不完全なものでしょうし
抜歯自体を無事に乗り切ったとしても　
その後、破傷風などで命を落とす人もいたのではないかと。

現代におきまして、こうやってきちんとした麻酔のもと
安全に抜歯をして頂けることは本当に有り難いことなのだな・・・と。





かなり長い時間を経ましてようやく抜歯も済み
先生やスタッフの皆様に御礼を申しまして
無事、家に帰って参りました。

あとは麻酔の切れるのを・・・待つのみです・・・・。
痛くても、頑張りますです。




今日、ひよこの隣の方も抜歯をなさっていました。
その方の場合は埋没している親不知だそうで
その方も同じく、随分長い間診察室にいらっしゃいました。

その方も明日、消毒のためお医者にお見えになることと思います♪



無事に抜歯を終えまして
確かに痛みはありますけれど　心は平穏そのものです。

皆様、本当にありがとうございました(*^_^*)