ひよきちわーるど

娘が　今日で３日目のお休みです。
風邪をひいてしまいまして、なかなか平熱に戻りません。

今日こそは学校に行く！と意気込んでいたのですが
熱もまだ下がりませず、喉の痛みも相変わらずです。



子どもを持ちまして１３年目に入りますが
やはり、子どもの体調を見極めることの難しさを痛感しております。

前日の熱は、３７度台をいったりきたり。
３７度ちょうどの熱では　病院に連れて行くことを躊躇してしまうのですね。
だって逆に　病院の待合室の中で待っているうちに
もっと大変な風邪がうつってしまうかもしれないでしょう？

で、自宅で様子を見ておりますうちに
昨日の午後に入りまして熱が高くなってきましてね
よりにもよって木曜日の午後、病院は開いていないではないですか。

やはり３７度でも病院に連れて行くべきだったかとか
でも、もし連れて行ってインフルエンザになってしまったら・・・とか
やはり、いろいろなことを考えまして　かなり落ち込んでしまいました。



折しも、子ども達の学校登校班の集合場所が急に使えなくなりましてね
代わりの集合場所を探しに小雨の降る中　地区内を探し回ったり
ようやく貸してくださる方が決まり、大急ぎでご挨拶に伺ったりと

こんな時に限ってちょっとした用事、細々とした用事が
ひっきりなしに入ってくるのですね。


そしてまた間の悪いことに
仕事のことで電車に乗り打合せにいかねばならなくなり
それも１時間程度のことでしたので速攻で帰宅しましたが

体調の悪い娘を１人家に残して　
様々な、待ったなしの用事をこなすということは誠に辛く
久方ぶりに弱音を吐いてしまいました。

せめて実家が近かったら・・・とか
姉妹が近所にいたら・・・とか
いざというときに　娘をお願い！と言えるのにと。





まだ娘が１歳の頃、急遽　私が入院しないといけなくなりまして
しかし、当時娘は人見知りが激しく私以外の誰にも懐かない時期でした。
夫の顔を見ても大泣きばかりで、もう手のつけられない状態。

そんな時に私の入院ですから　もう本当に困り果てました。

病院の先生から「入院しなさい」と言われましても
困り果てた私は「娘を預けるところがありません・・・」と
思わず先生の前でぽろぽろ涙をこぼしてしまいました。

遠く九州の実家の母は体の弱い人でしたから
娘の世話をお願いすることもできません。

結局　先生からは絶対安静になさいと言われ
自宅での療養生活に入ったのでした。

動けない身体ですから、娘のおしめをかえたり
娘にご飯を食べさせたりと、本当に最低限のことしかできませんでした。

家事も一切できませんため　家の中は荒れ放題、洗濯物もたまり
娘のおしめすらゴミ箱にまでもっていくことができませんで
部屋の隅にそのままの状態。




親元を遠く離れた場所で　
子育て頑張りました♪などと言えば聞こえはよいのでしょうけれど

なんのことはない、母親がいったん倒れてしまったならば　
毎日の食事はお弁当ばかり、家の中は荒れ放題、

洗濯物はすぐにたまり、洗って干したとしても畳むこともできず
夫は、取り込んだままの洗濯物の山の中から　
今日着ていく洋服を取り出さなければならないわけです。
アイロンをかけてあげることもできません。

夫も毎日の仕事で疲れ切り
とても家の中のこと、子どもの世話まですることができませんでした。

・・・ただひたすら、夫に申し訳なく思い
そしてまた夫も私の気持ちをくみとってくれ
お互い気遣いながらの数ヶ月間ではありました。





いろいろな方が　手伝おうか？と言ってくださるのですが
そしてそれはとても有り難いことだったのですが
しかし、甘えるのにも限度がある。
お願いできることと、お願いできないこととがあると思うのです。

それに皆さん、お忙しい貴重な時間を割いてくださり
本当に申し訳なく、そして有り難く　感謝の思いでいっぱいになりました。
その時して頂きましたことは　生涯にわたり忘れることはできません。







・・・様々なことを経験しまして
子育ての大変さを痛感した１２年半ではありました。


今、娘はすやすやとベッドの中で眠っております。
パソコン机のすぐそばにベッドがありますので　
この日記を更新しますのも　娘の寝顔を確認しながら、です。

眠っているそばでがーがーと掃除機をかけたり
がちゃがちゃ家事をしましても　娘の安眠を妨げてしまいますのでね。


この日記を更新し終えましたら
高校の教科書を出し、授業の予習をすることに致します。
１階におりることなく　このままずっとパソコン机に向かっていようと思います。

娘がぽっと目を覚ましましたときに
「大丈夫？」と笑顔で話しかけることができるように。