ひよきちわーるど

気がつけば　３月も下旬にさしかかろうとしています。
桜の花も　あと数日もすればほころび始めることでしょう。


ここ２０日間ほどの記録を少し。

仕事は相変わらず忙しく
改めて、教育という仕事の底知れ無さを思います。

どの仕事でもそうだと思うのだけれど
何処までやっても　これでよいということがない。
毎日毎日、自問自答の日々ではあります。



子ども達には勉強を教えるのと同時に、心の栄養もたっぷり。

勉強の終わった後には「今日もよく頑張ったね！」と
何年生であろうと（そう、中学生であったとしても）頭を撫でています。

最初は照れくさがって逃げていた子ども達も（笑）
今では机のすぐそばで
うふふ、と笑いながら待っていてくれます。


子ども達もだいぶうちとけてきまして
いろんな相談を持ちかけてくれたり
中には「足が痛いからちょっと揉んで～」などという強者も（笑）！

ちょっとだけだよと言いながら揉んであげると
「わぁ～、癒される～」などとご満悦（勉強中に一体何をしておる）。

そんな時はふくらはぎも揉んでみて
ふくらはぎがカチカチになっていないか調べてもいます。
そう、子どもはストレスがたまると
ふくらはぎがカチカチになって、ちょっと揉んだだけでも痛がりますのでね。



テストの点数が悪くて落ち込む子どもに対しても

「あら～、○○君ほどの人がこういう点数をとるとは
　こぉれは珍しい」

「そうそうあることじゃないから
　この点数を目に焼きつけとくわ。いい記念だ♪」と

にこっと笑いながら言うようにしています。



・・・家庭教師は、いわゆる塾の講師とは違うのですから
上手く言えないのですが　子ども達の避難場所になる必要もあると思うのです。

子どもが心身ともにとても疲れているときには
いったんお勉強はお休みにして
今、子どもが抱えている不安、不満、困っていること、悩んでいることを
じっくりと時間をかけて聴くようにしています。

子ども達には
「○○ちゃんがお勉強が出来るようになるのも大切なことではあるけど
　先生の一番の願いは、○○ちゃんが幸せになることなんだよ」と。


とても漠然とした言葉ではあるのですが　現実問題としましては
学校でいじめられてはいないか、何か困ったことはないか
何のために勉強をするのか目的を見失ってはいないか

要するに　毎日楽しく生活できているのかということを
私なりに注意深く見ることが出来たらいいな・・と思うのです。

たかが家庭教師に過ぎないのですから
自分に出来ることなど限られています。
それでも、自分にできることを精一杯やっていけたら・・と思います。





連休３日間もあっという間に過ぎてしまいました。

夫と娘は酷い花粉症でありますので
なんと、この時期は外出禁止であります（涙）。

ですので、今年は家の中で牡丹餅作り、お菓子作りにいそしみました。


牡丹餅は粒あんのものを１０個、黄粉のものを１０個
合計２０個ほど作ったのですが

気のせいでしょうか、たった１日半ほどでその２０個全部
何処かに消えてなくなってしまったのですが。

確か私、３、４個しか頂いていないわけですけれども
ふっと気づけば、あれほどたくさんあった牡丹餅が忽然と姿を消していたわけです。

・・・何やら夫と娘が
「うーん、しばらくは甘いものは御法度やな」などと
２人して呟いていたのが気になるところではあります。



え、甘く煮上げた小豆が少し余っておりましたので
その小豆を使い、抹茶のパウンドケーキを作りました。

台所の中はふんわり甘い匂い。

焼き上がった後　テーブルの上で冷ましていたのですが
何やらそのケーキも翌日にはこれまた忽然と姿をくらましたわけでして

夫と娘が
「これで明日あさっては　甘いものはもう食べられへんな」などと
困った顔で呟いていたわけでして（懲りない２人）。

家の中でやね
そう、３人しかいない家の中でやね

あなた、親子２人同じ顔が並んで　２人とも同じ行動様式で
そりゃもう、コピーです。コピー（笑）。



昨日の夜にね　古いアルバムを引っ張り出してきたのですが
夫の１８歳の時の写真がでてきた訳なんです。

そう、娘が現在１３歳ですので
今の娘とたった５歳しか違わぬ夫が　写真の中で笑いかけているのですね。

いやぁ、同じ顔です（笑）。

娘が「写真のお父さんの髪型をな、黒マジックでおかっぱにしてもうたら
　　　今の私と同一人物やんか！」って。

いえいえ、そんな、黒マジックを出動させたりしませんってば。
（そうしてみたい気持ちもちょっぴりありますが）




ついで、私の１３歳の時の写真をば。

・・・当時身長１３０センチ。体重２８キロ。
下手すると小学校中学年に間違われます。


そんな私の写真を見た娘、開口一番

「ち、ちっちゃ～～い！」

現在１３歳の娘と当時１３歳の私は
顔も体格も全く違っていまして
本当に私たち親子は遺伝子を共有しているのであろうか、と（笑）。


・・・・そんなこんなで親子３人、
狭い家の中で穏やかに　楽しく過ごした３日間ではありました。



そうそう、懐かしい写真を見つけましたのでね
この日記の中に再び掲載してみます。

向かって右がパパ、左側が娘です。
両者の間には約３０年のタイムラグがあります。