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ひよきちわーるど

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2009.04.06
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カテゴリ:I love family

春に生まれたせいか
この季節の空気が好き。

ほんのり冷たさを含んだ空気。
でも、ふんわり包まれるような空気。




昨日は家族で桜を見に行った。

七分咲きくらいの桜を見ながら
ああ、自分は随分長く生きてきたんだなあ・・・と思った。

43歳でそんなこと思って馬鹿だな、と思ったのだけれど
でも、正直にそう思った。


そう、長く生きてきて
随分遠くまで来たんだと思う。

幼い頃の自分を思い返して
確かに、あの頃の自分も今の私も変わらず同じなのだけれど

でも、遠くまで来ちゃったな、と思った。





・・・桜を見ていると、いろんなことを思い出す。

小さい頃は「私は生まれてきて良かったのだろうか」なんて真剣に考えてた。
私、邪魔じゃないのかなって思ってた。

そんな感覚は 大人になった今でも心の何処かにあって
そう、普段は大人としてそつなく生きているつもりだけれど

でも、何かあったとき
ふと小さい頃の自分が顔を覗かせる。





・・・16年前、家庭を持って
私は初めて、素の自分を人に見せることができるようになった。

自分の本心を打ち明けても
夫は笑って受けとめてくれた。

娘が成長してからは
娘も一緒になって、素の私を受け入れてくれた。


・・・私は生まれてきて良かったんだと
ようやく素直に思えるようになった。




自分の心と体とを
きゅっと抱きしめてくれる人の存在は なにものにも代え難い。

素直に甘えられる。



だから私は何かに傷付いたとき、不安に思うときには
夫に向かい 両手を広げて
「キューッ」と訴えることにしている(笑)。


・・・さすがに甘え下手なので上手くは言えないのだけれど

この「キューッ」という発言は
「これから甘えますよ。よろしいですか?」との 私なりの伝達手段なのである。



娘に対しては
ところ構わず抱きしめている(家の中に限っている。勿論。)

当然のことながら、娘にはいやがられているけれども(笑)。


でも、人の心を修復するほとんど唯一の手段は
おそらくは「抱きしめる」ことなのだと思う。



抱きしめる、その中には

「大丈夫だよ」「安心していいんだよ」

「ぜぇんぶひっくるめて、大好きだよ」



・・・そんな想いが 詰まっているんだと思う。














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Last updated  2015.03.21 01:02:05
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