ひよきちわーるど

先日、家族３人で
神戸にて行われている「だまし絵展」へ行って参りました。

ものすごい混雑ぶりでして
一体、人の頭を見に行ったのか絵を観に行ったものか
いまだ判然とし難いものがあります。

途中の高速もひどく込んでおりまして
（本来ならば神戸まで４０分ほどで行けるはずですのに）
１日がかりの展示会行きとなってしまいました。




え、１日かけて展示会に行きまして
次の日より　２日かけて寝込んでおります。

情けなきことこの上なし。





帰りの車の中にて
女郎花のたくさん咲いているところがありましてね
思わず「きれいね」と言ったのです。

娘に「あの花は、何という花か知ってる？」と問うたところ
しばらく考え込んでいた彼女はおもむろに


「・・菜の花？」





運転していた夫が「何を言っているんだ」と言いましてね。

「菜の花は春の花なんだから、今咲いてるはずがない。
　あれはキンポウゲだ」

と、言い張るのです。


（夫よ。キンポウゲも種類によってはおそらく春の花だ。）




おそらく娘は　夫の声が聞き取りにくかったものでしょう、

「え？ジンチョウゲ？」と問い返したのですね。



そうしましたら夫は

「そう、ジンチョウゲだ。」と。






・・・・君たちの会話は成り立っているのか？







ツワブキをタンポポの一種だと娘に教え

オダマキを水仙だと言い張り
（いや、それはオダマキですよ、と伝えると
　「おお！そうか！」と爽やかに答え）

翌日、そのオダマキに向かって
「これはたしか、バンマツリやったな！」と
訳のわからぬことをいい


遠くに咲く鮮やかなサルスベリの花を
「ええか！あれはバラやで！」と
愛する娘に教えてやり


「なんぞ不気味やで」と言いながら
キウイの苗を引っこ抜き


果ては「栄養つけなあかんで！」などと
桜の木の根元に牛乳をかけて枯らして






誰か、私の旦那様に

何か言っちゃってください。