ひよきちわーるど

我が家のささやかな花壇に桔梗の花が咲いている。
紫、桃、白の花々。

今朝、ふと目をとめれば
紫の小さなつぼみが今にも咲き出しそうだった。


よくよく見てみれば　桔梗のつぼみは　
まるで小さなお子がぷっと頬をふくらませているかのようだ。




この花のつぼみは本当に不思議。

５枚の花弁が１ミリの狂いもなくくっついて
（もしや　せめて０．１ミリくらいずれているのでは？と思い
　目をこらしてみるのだけれど）

それでも、花弁は律儀に
寸分違わずくっついている。



その花弁が　いつ花開くのか
本当は花壇のすぐそばに陣取ってずっと見ていたいのだけれど

哀しいかな、我が家の花壇は公道に面しており
朝からあなた、妙齢の女性が（違）花壇のそばにずっと陣取っていれば　
近所の皆様に一体どう思われることだろう。



桔梗の花開くとき　それまでくっついていた花弁同士が
ぱっと、いちどきに離れるものか

それとも　あたかも茂木氏の「アハムービー」の如く　
気がついたらいつの間にやら花開いておりました、となるものか


いつかは　自分の目で確かめてみたいと思っている。