ひよきちわーるど

ああ、疲れてんだなあ・・・と思った。

今まで「疲れた」と口に出すことはあっても
そう大したことでもないと思っていた。


でも、昨日の夜から今朝にかけて
まずいなあ・・・と思い始めている。

身体もそうだけれど、心が疲れ果てている。

いや、もっと言えば・・・心が擦り切れていることに
今さらながら気付いてしまった、ということだろうか。




先日、同病の方のブログを拝見していたのだけれど
その中に　７０代以上のご婦人が診察室から出てくるなり
まるで子どものように泣き出してしまわれた、とあった。

その箇所を読み　胸を衝かれた。



そうだよね、泣きたくなるよね。
いくつになっても、怖いものは怖い。

７０代という・・・人生の大先輩でもある方々さえも
それほどまでにショックをお受けになる。



４０代の自分が、恐怖心に苛まれても
それはちっともおかしいことではないんだ、と

怖いと思って当たり前なんだと思った。





・・・この１年８ヶ月、怖いと思う気持ちを押し殺し
ただ、前だけを向いて生きてきた。


病気が分かった同時期にあらたに仕事を始め、
自分にもしものことがあったときのために様々な準備を始めた。

家中の大改造も現在進行形である。






・・・・そんな時、他の方のブログを拝見し
ああ、そうか、私、怖かったんだと気付いた。

そして悔しくて、不安だったんだ。

夜眠れなくなることも、時折ふさぎ込んでしまうことも
いろいろあっていいんだ、と。





前々から実行に移したいと思っていたことがあるのだけれど
主婦が、そんな勝手なことしていいのかな？と思い
実は躊躇していたことがある。


今、自分の住んでいる街から離れ
知っている人のない場所に行き、
しがらみや時間の制約から一時、逃れること。


もちろん別の土地に行くからと言って観光をするつもりもないし
興味もない。

ただ、駅から徒歩数分の所に宿を取り
その宿にて、一晩、独りで過ごしてみたかった。





ふと気付けばこの１年数ヶ月、
１日も仕事を休むことがなかった。

そんなことにも気付かぬほど、毎日が一杯一杯だった。



こんな事を続けていたら、いつかぷつん、と切れてしまう。

今の仕事を大事にしたいし
身体の続く限り仕事をしていたい。
切れてしまっては、何より自分がいやだ。

・・・このあたりで
思い切ってお休みを取ってみよう、と思った。




昨日、ネットで検索し、宿を決め
あらかたの計画を決めてみたのだけれど

不思議なもので
（おそらく　これもまた私の性分なのだろう）
計画を十分に練り終えた時点で、何だか満足してしまった（笑）。

計画を立て終えたところで精神的に十二分に満足し、
別にひとり旅なんかしなくたっていいや、と思った。



「計画立てたら、それだけで楽しくなって
　もう、私、行かなくていいよ」と家族に言ったら

夫にも娘にも
「つべこべ言わんと行けー！」と怒られた　（*｀◇´）　




「今日のうちに行けー！」と怒られながら

え、混乱しつつ、
今日の日記を書いているひよきちでございます。