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ひよきちわーるど

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2018.10.10
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カテゴリ:I love family
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現在、記憶を頼りに「覚書シリーズ」を書いていますけれども
たった半年ほど前のことですのに
忘れてしまっていることのなんと多いことか・・と思います。

夫が入院中の時もそうですが、退院、復職しましてからもただ忙しく、
毎日あっという間に時間が過ぎ去ってゆきます。


殊に、この春からは娘も社会人。
当然のことながら 夫と娘の出勤、勤務時間もそれぞれ違いますし
私も仕事を抱えながら2人のリズムに合わせるので精一杯です。

娘と私は1台の車を共有していますが
もし娘が車を使って出勤してしまいますと、
日中、私がどこにも行けないという事態に。
(ここは・・・バスの本数が1日に数本)

ですので、娘が車を使って出勤する時に私も同乗し
娘が職場に到着すると同時に、私がその車に乗っていったん自宅に戻ります。

そして夜、娘の終業時間に合わせて私が再度娘の職場に車で行き、
娘の運転で一緒に帰宅する毎日です。


今の時期、私の仕事も繁忙期を迎えておりまして
早朝から夜中までずっとパソコンの前に陣取り、ひたすら仕事の山を崩すのみ。

そういう時期に、1日のうちに
自宅と娘の職場との2往復は時間的にも厳しいものがあるのですが
とにかく今は頑張るしかありません。


確かついこの前までおしめをして
離乳食の入ったお椀を投げ飛ばし、
部屋中におかゆの雨を降らせていたはずの娘ですが(笑)

今では私を助手席に乗せ、危なっかしい運転ではありますが
何とか懸命に運転しているようです。



・・・そういえば かなり昔の​「ひよわーるど」​にて、こんなことを書いていました。
娘を出産した翌日のことを書いたものです。



改めてベッドの上から彼の顔を見上げた。
そうか・・・。この人も、もう父親なんだ。
そして私も母親になったのだ。

彼とは同級生のせいか どうも友だち感覚という方が強く、
例えば音楽の授業でピアノと格闘していた後姿だとか 
英語のテストで高得点をとり大喜びしていた姿だとか 
そういうのばかりが思い出されるのだ。


丁度その時、看護婦さんがみゆきちを連れてきてくれた。
可愛いベッドに寝て、しきりに指を吸っている。


その様子を見ていた夫が

「○○ちゃんがいてくれたから 
 俺はこんなに可愛い子どもを抱くことができた」と、ぽつりと言った。


それは私も同じである。
彼だからこそ結婚を決意したのであるし、
この人の子供を産もうと思ったのである。

そう思いながら お互いを見ている私たちの間には 
生まれたばかりのみゆきち。

ああ、家族だなぁと その時初めて思った。




・・・思うのですが、家族でいられる時間は
自分たちが想像するよりはるかに短いのではないか、と。

夫と結婚して25年、そして 娘が生まれて23年。
本当にあっという間のことでした。


このまま、本当にこのままずっと一緒にいれたらいい、と願うのですが
1年先、2年先のことなど誰にもわからない。

殊に、自分が再発してしまったら、
そしてもし夫の血液疾患が悪化してしまったら
2人とも予後不良の病を抱えている現在、
どんなに一緒にいたいと願っても、それは叶わなくなってしまう。



やがて訪れる別れの日を思いながら
この1日、1日を愛おしみ生きていくしかないのだと思います。


こんな自分を愛してくれる夫と娘に
心から感謝をしつつ。




  ともに生きる短き時間を抱きしめて

         語ろう 笑おう 僕らは家族だ




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Last updated  2018.10.10 11:41:34
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