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カテゴリ:I love family
現在、記憶を頼りに「覚書シリーズ」を書いていますけれども たった半年ほど前のことですのに 忘れてしまっていることのなんと多いことか・・と思います。 夫が入院中の時もそうですが、退院、復職しましてからもただ忙しく、 毎日あっという間に時間が過ぎ去ってゆきます。 殊に、この春からは娘も社会人。 当然のことながら 夫と娘の出勤、勤務時間もそれぞれ違いますし 私も仕事を抱えながら2人のリズムに合わせるので精一杯です。 娘と私は1台の車を共有していますが もし娘が車を使って出勤してしまいますと、 日中、私がどこにも行けないという事態に。 (ここは・・・バスの本数が1日に数本) ですので、娘が車を使って出勤する時に私も同乗し 娘が職場に到着すると同時に、私がその車に乗っていったん自宅に戻ります。 そして夜、娘の終業時間に合わせて私が再度娘の職場に車で行き、 娘の運転で一緒に帰宅する毎日です。 今の時期、私の仕事も繁忙期を迎えておりまして 早朝から夜中までずっとパソコンの前に陣取り、ひたすら仕事の山を崩すのみ。 そういう時期に、1日のうちに 自宅と娘の職場との2往復は時間的にも厳しいものがあるのですが とにかく今は頑張るしかありません。 確かついこの前までおしめをして 離乳食の入ったお椀を投げ飛ばし、 部屋中におかゆの雨を降らせていたはずの娘ですが(笑) 今では私を助手席に乗せ、危なっかしい運転ではありますが 何とか懸命に運転しているようです。 ・・・そういえば かなり昔の「ひよわーるど」にて、こんなことを書いていました。 娘を出産した翌日のことを書いたものです。 改めてベッドの上から彼の顔を見上げた。 そうか・・・。この人も、もう父親なんだ。 そして私も母親になったのだ。 彼とは同級生のせいか どうも友だち感覚という方が強く、 例えば音楽の授業でピアノと格闘していた後姿だとか 英語のテストで高得点をとり大喜びしていた姿だとか そういうのばかりが思い出されるのだ。 丁度その時、看護婦さんがみゆきちを連れてきてくれた。 可愛いベッドに寝て、しきりに指を吸っている。 その様子を見ていた夫が 「○○ちゃんがいてくれたから 俺はこんなに可愛い子どもを抱くことができた」と、ぽつりと言った。 それは私も同じである。 彼だからこそ結婚を決意したのであるし、 この人の子供を産もうと思ったのである。 そう思いながら お互いを見ている私たちの間には 生まれたばかりのみゆきち。 ああ、家族だなぁと その時初めて思った。 ・・・思うのですが、家族でいられる時間は 自分たちが想像するよりはるかに短いのではないか、と。 夫と結婚して25年、そして 娘が生まれて23年。 本当にあっという間のことでした。 このまま、本当にこのままずっと一緒にいれたらいい、と願うのですが 1年先、2年先のことなど誰にもわからない。 殊に、自分が再発してしまったら、 そしてもし夫の血液疾患が悪化してしまったら 2人とも予後不良の病を抱えている現在、 どんなに一緒にいたいと願っても、それは叶わなくなってしまう。 やがて訪れる別れの日を思いながら この1日、1日を愛おしみ生きていくしかないのだと思います。 こんな自分を愛してくれる夫と娘に 心から感謝をしつつ。 ともに生きる短き時間を抱きしめて 語ろう 笑おう 僕らは家族だ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.10.10 11:41:34
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