久し振りの四番町。。
久し振りの四番町。。僕が講師をやっている、東京ビジュアルアーツは、赤坂と市ヶ谷の間の四番町にある。四番町は、皇居にも歩いてい行ける所で、大都会のど真ん中って感じだ。そこから、離れて一年位経ったかな?その学校では、ミュージシャン学科で、自分のクラスを持って講師をやっている。四番町でミュージシャン学科のヘッドの方と会って打ち合わせをスタートする約束の時間は、午後の6時だったので、すでに通り掛る赤坂の町は黄昏の街に変わっていた。もう首になるか、止めるしかないかなって思っていたから、十二年の間を通い慣れた街は不思議な懐かしさを感じられた。学校に着くと、ヘッドの先生の片腕のボーカル科の女の先生が待っていて、一階ロビーの打ち合わせ室に通されながら何を話すのだろうと、一抹の不安を感じながら僕の直属の上司にも当たるヘッドの先生を待っていた。その先生は、ミュージシャンとしても素晴らしくて、トローンボーンやハモンドオルガンを自在に操り、元The Boom(島唄で有名ですよね)のバンマスをやっていたり、心から尊敬出来る人でもある。そんな先生と、午後の八時過ぎまで、僕の講義を今までよりも広げよう、幅広い講義にしようと話し合った。こんな事、僕に出来るのかな?と心配になる事にまで話は広がり、もう頑張るしかないな、、そんな状態。それでも、凄く発展的な話で、僕よりも音楽業界でズッと先輩で、経験もズッとズッと豊富な先生と深い話を出来るのは幸せで、その上に「こんな事を出来るのは、北條先生しか居ない、適任だと思います!」なんて言われると嬉しい気持ちで一杯だった。ここには書けない、学校や音楽業界の複雑で難しい状況、夢を持つ事の出来ない世知辛い今の時代を生きる生徒達の心の内、、そんな話を夢中になりながら話していると、アッと言う間に午後の八時を時計の針は回っていた。僕は、バンドもやっているし、カウンセリングも学んでいる。精一杯な日々が、又始まるな〜頑張ろう。不安だらけだけど。もう切り上げる時間なので、最後に先生も力を借りれる事を確認して、これからも何度も話し合いの時間を持てる事を約束して貰い、スケジュール表を貰って誰も居ないガランとした深閑としたした露ロビーで別れた。四番町から、赤坂と飯倉片町、そして麻布の街を車を急がせながら走った。流石に、夜も八時半過ぎ、お腹も空いたので、何十年か振り麻布ラーメンを食べた。若い頃、六本木や青山で遊んだ後に、千駄ヶ谷まで行って友人達と食べたな。その頃は。豚骨ラーメン屋さんも少なくて、僕達は麻布ラーメンを「ギトギトラーメン!」と呼んでいたな。外でラーメンを食べるなんて、今年初かも知れないな。地元の大井町に戻って、スーパーの丸正で果物を買って、家に帰った。長い1日だったけど、充実した、、でも、どこか不安な1日でもあった。でも、僕を必要としてくれる人がいるなんて、とっても幸せな事でもありますよね。にほんブログ村”ポチッと応援宜しくお願いします♪”