テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:川崎病
涙で景色がぼんやり・・・
次男が川崎病になったこと その3 ホメオパシーという自然療法で、 こどものケアをして、ホメオパスになろうと考えたのは、 次男の川崎病がきっかけでした。 ++++++++++++++++++++++++++++
サインした書類を渡してから、 1本だけかと思ったら、合計で6本くらいはあったと思います。 薬が透明のチューブのなかを通って、いきます。 (どうか、効きますように・・・)
どうしてこの子は病気になってしまったんだろう? わたしの胸の中には、ずっとその考えがこびりついていました。 原因不明なので、 ちゃんと離乳してなかったし・・・ 無理に実家に帰ったし 予防接種も3週間くらい前に受けてたし・・・ 家のそうじもちゃんとしてなかった・・・(ダニのせいという説もある) ガミガミ怒ってばかりだった・・・ 仕事ばっかりしてたし。。。 寒い中、公園に連れて行ったし・・・・ ふつうの洗剤を使っていたし・・・(表面活性剤のせいという説もある) それから。。。それから。。。 考えれば、考えるほど 原因のようなものは、100こでも思いつくのです。
で、結論は・・・ (あぁ、わたしのせいだ・・・・) と思ってしまいました。 こどもが病気になった時、自分を責めるお母さんは 多いのではないでしょうか? ごめんね~~お母さんのせいで、こんな病気にさせてしまって・・・ 次男をみつめながら、何度も謝りました。 はぁ。。。 と、まさに落ち込んでいる時、 ひとりの看護婦さんが、検温のために入ってきました。 わたしがうなだれているのをみて、 彼女は 「○○(次男の名前)くん、川崎病だったんですね」 と、そっと声をかけてくれました。 「そうなんです・・・もう、ショックで涙がとまりませんでしたよ」 「そうですよね。。。わたしも自分のこどもだったら、泣きますよ」 「え?泣きますか?」 「そりゃぁ、泣きますよ・・・ 泣かないのは、患者さんの、人の子だからですよ。。。」 入院して、3,4日経ってくると、 小児科病棟で働く看護婦さんの人柄なども だいたい判ってきます。 わたしより2,3コ年上ふうの この看護婦さんは、
だから、初めはびびっていたのですが、 毎回、部屋にくるたび、 検温の間のわずかな時間に、少しづつ話をするようになり 3人のこどものお母さんで、 働らきながらの、子育ては大変だということや、 じぶんの子供が病気になったときは、 いとんなことを話してくれました。 彼女を知れば、知るほど、 「なんか、わたしのせいで病気になったんじゃないかなって、思うんですよ。 と、わたしが思ってたことをいうと 彼女は首をふって答えました。 「そうじゃないですよ。 たくさんの子が入院してきますけどね なに食べてても、どんな環境のところに住んでいても 病気にならない子は、ならないんです。 なる子は、なるんですよ。」 「そうでしょうかね。。。」 「お母さんのせいじゃ、ないですよ」 「そうかなぁ、なんか、自分を責めてしまうんですよ」 「違ますよ。絶対にそう思ったらダメです」 彼女はきっぱりとそう言い切ってくれました。 「自分を責めたらダメですよ、 そのひとことは、私を救いだしてくれました。 自分を責めるのは止めて いま、自分にできることは何か考えていこう・・・
彼女の苗字はなんだったか、もう忘れてしまったけれど、 名前は『愛』さん、という方でした。
つづく。。。。
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