テーマ:子供の病気(2173)
カテゴリ:川崎病
次男が川崎病にかかったこと その5
いらないものは、沢山ある。
治療翌日には、熱は37度台になりました。 ぐったりとしていた表情も、活力が戻ってきました。 点滴をしながらも、 病院の離乳食を、1口食べたりするようになりました。 ほんとうに、これで一安心です。
このこは死んでしまうのではないだろうか・・・) と、感じたのがウソのようです。 でも、この子が病気になってくれたお陰で、 いろんなことを学べました。
必要でないものは、たくさんありました。
習い事をしたり、これからの学費もかかるし・・・・ とにかく、なんだかんだ、 お金は羽根が生えているかのように飛んで行く~~~
もう、どうにかしなくては。。。」 と、頭が痛くなっていました。 しかし・・・ぐったりしたこどもを目の前にすると・・・・ お金のことなんて、考えません。 「なにも要らないから、どうか、どうか元気になって・・・」 「それより、いくらお金がかかってもかまわないから、 神様、どうにかしてくださいっ!!」 と真剣に思いました。 「そっか、結局・・・お金なんて、この世だけのものなのか・・・」 と、漠然と眠り続ける我が子をみて、悟りました。
死にそうになっている子供を前にして、親は 「死ぬな~~~ッ!! おまえは、がんばって、東大に入らないとダメだろうっ」 とはいわない・・・と、あったのですが、
とにかく・・・元気になって欲しい! ただそれだけなのです。 大好きな仕事も・・・ 「もう、そんなのどうでもいいから・・・」 と思えました。
わたしは大出血をして産院に2週間ほど、入院していました。 今回、次男が入院したのもちょうど14日間。 偶然とは思えませんでした。 なんか、これにも意味があるんだろうなぁ・・・と感じました。 長男は、おばあちゃんの家でお留守番です。 次男とは24時間ずっとつきっきりです。 出産後の空白を埋めているような気持ちになりました。 次男はけっこう自己主張する性格で、たくましいのですが、 愛情に敏感。 長男のほうに気持ちが少しでも傾くと、 すぐに熱を出したり、風邪をひいたりします。
なにもいらんから、もう一度、あの笑顔をみせて」 と祈りました。
ふだんの生活で気がつかないことって、いっぱいあるんですよね。 そして、要らないものも・・・いっぱいあった。 「ガラクタ捨てれば、未来が変わる」 って、いう本があるんですが ガラクタって、けっこう知らない間に溜まってしまします。 大事だと思っていたもの (お金、地位、名誉=もともと無いけど。。。できれば手に入れたかった?!)が、 じつは別に必要のないものだったって、こともわかります。 悪夢のように思えた次男の川崎病。
立ち止まって、 考えるきっかけになりました。
つづく・・・ ++++++++++++++++++++++++++++++++++++ GWで、すっかりご無沙汰していました。 GW中,平日も幼稚園がお休みで、つまり2週間くらい、ずっと子供と一緒でした。 今日からやっと幼稚園がはじまりました・・・・ホッ 学校のことも、またご報告します!!勉強もできてないので、焦っています。 ではまた~~~
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 9, 2008 12:47:36 PM
コメント(0) | コメントを書く
[川崎病] カテゴリの最新記事
|
|