レモン&ゆずピール完成
本日も半日仕事。帰って来てからピールの仕上げにかかります。ゆずもレモンも最終煮詰めに入ります。ここで焦って火を強くしてしまうと焦げてしまいます。弱火でゆっくりと、時々形を壊さない程度に箸で全体を混ぜます。この煮詰め加減がとても難しいのです。足りないとびしょびしょの水っぽいピールになってしまう。煮詰めすぎるとかっちかちのゴムのようなピールになってしまう。理想はやわらかくやんわりと曲げることが出来、なおかつ手にべとつかない程度に乾燥していること。最初に量の少ないレモンが煮詰まってきました。頃合を見計らってグラニュー糖をまぶしつけ、屋外の風通しのいいところで少しだけ乾燥させました。2時間ほど乾燥させ取り込んだのがこちら。 一番理想の硬さに仕上がりました。さわやかな香りがします。ゆずの煮汁は結構ゆるめだったのでもう少し煮詰めてからグラニュー糖をまぶしていきました。乾燥時間は1時間ほど。本当はもう少し干したかったのですが夕暮れになってしまい断念。やっぱり煮詰めの作業は朝からやったほうが余裕があって良いなぁ。ゆずピールのとにかく量が半端ない。 山盛り。まあこれをあちこちにおすそ分けしたり来年のこの季節まで一年使っていくわけですが。 若干干し足りませんがまあまあの固さになりました。レモンピールは主にシュトーレン用のフルーツになるほかパンの材料に使います。ゆずピールもシュトーレン用フルーツに漬け込みますがパンの材料以外にこちらは料理にも使えます。魚の柚香焼きを作るのに夏場柚子が手に入らないときなどはこれを刻んで使います。香りもつくし甘みもつくので一石二鳥。旦那は紅茶に柚子ピールを一枚入れて甘みと香りを楽しみます。紅茶じゃなくてもそのままお湯を入れてほっとドリンクにしてもいただけます。これだけ用途が広い上に買うととんでもないお値段なので深爪もいとわず作業をするわけです。今年もこれだけの恵みをもたらしてくれた我が家の小さなハナユズとレモンの木よ。ありがとう。自宅の庭で無農薬で栽培しているからこそ皮まで安心して食べられるのですから、本当にありがたいことです。