串本磯採集2019年3月下旬:やっぱりInvertebrata
2019年3月下旬に行った串本磯採集の回顧録。エビとカニの水族館の次に行ったのが串本海中公園~♪何度も来館しているので、見飽きていても良さそうなものだが…。否、そうでもないっす。無脊椎動物の一部を掲載。セイタカカワリギンチャク(Synhalcurias elegans)。深海性のカワリギンチャクの仲間。ホムラspも多数の個体を飼育している。実際触ってみるとわかるのだが、めちゃくちゃフニャフニャしている。イソギンチャクだからそりゃそうだろうと思うかもしれないが、ほかのイソギンチャクを比べるとその違いがよくわかる。というのもセイタカカワリギンチャクを含むカワリギンチャクの仲間は縦走筋などの一部の筋が欠損している。よってフニャフニャっす。スナイソギンチャク(Dofleinia armata)。立派で綺麗なイソギンチャク~♪でも刺胞毒が…。刺されると痛いイソギンチャクのひとつ。セノテヅルモヅル(Astroclachus coniferus)。多数の分枝する腕を持つクモヒトデの仲間。何度か飼育を試みたことがあるが、長期飼育が難しいと感じている。ヤスリヤドカリ(Strigopagurus boreonotus)。みんな大好き、深海性ヤドカリっす。えっ、ホムラspだけ(笑)。何度も飼育したことがあるヤドカリで、深海性ヤドカリの中では飼育が容易なほうだと感じている。宿となる巻貝にはヤドカリイソギンチャクが付着していた。気になってホムラspが飼育していた個体を調べてみると、確かにヤドカリイソギンチャクが付着した個体が多かった。ちょっと気になる結果なり。つづく。