母の病気のこと・・・
母の病気の事は以前の日記にも書きましたが、数年前に進行性の難病と診断されました。最初は薬で病気の進行を抑える・・という事で、今も薬を常用していますが、たまに会うと、病気が少しずつ進んでいるようで、すごく不安になります。特に最近は腰痛がひどいようで、長い距離が歩けないと言い、買物に誘っても以前のように外出しなくなりました。今私が一番不安なのは、その腰痛が病気からくるものなのか・・・、整形外科的な治療が必要なものなのか、はっきりしない事。病院の先生には『筋肉が硬くなっているからでしょう~。そんなに気になるなら整形外科でも行ってみたら・・・。』と曖昧なことを言われたそうです。今、かかっている病院は、最初に母が受診した時に、母の病気を見落としたところ。(結局、半年後違う病院を受診。その時たまたま来ていた大学の付属病の先生によって病気が発見されました。)でも、母が今でもその病院に通っているのは、専門の医師がいる病院が今の病院か、私がバイトしている大学の付属病院しかないから。公共の交通機関が不便な田舎で、車を運転できない母が通院するとなると、父に連れて行ってもらうしかないのです。なので、付属病院だと距離的にも遠く、時間もかかるので、父に気を使っている母は不安を持ちながらも今の病院に通っているのです。私は、一度付属病院で診察してもらう事を勧めているのですが、母は今の先生に悪い・・・とか、父に悪い・・・とかあれこれ理由を並べ動こうとはしません。いまどき、セカンドオピニオンは当たり前のことだし、通院だって、月に1,2度の事だから、私が付き添う事だってできるのに・・・です。でも、このまま母が動けなくなるのでは・・・と不安でたまらない私は今日電話で話しながら、『そんな事言って、このまま動けなくなったらどうするのよ!人の忠告を無視して、動けなくなってから助けてって言ったって知らないからね!』ときつい言い方をしてしまいました。母は、私の剣幕に驚いたのか、『じゃあ今度の受診日に紹介状書いてもらおうかしら・・・。』と沈んだ声で言い、電話を切りました。今日に限らず、最近こんな感じの事が多くて、電話を切ってから、“あ~、もっと優しい言い方もあっただろうになー。”と少々自己嫌悪。あんなに元気で、仕事も家事も人一倍完璧にこなしていた母が、どんどん弱っていく姿を私自身、受け入れきれないでいるのです。母の病気は完治するものではないので、現実を見てじっくり付き合って行かなきゃと思うのですが・・・。