前途多難なPTA・・・
新年度の各部の役員が決まり、役員の顔合わせを兼ねて、昨年度の役員さんからの引継ぎの会が行われました。先日の入学式後の役員決めで、なんとかクラスの役員にはならずに済みましたが、地区の子どもクラブの副会長が生活補導委員を兼任しなければならないので、私も出席しました。2,3年生も、事前に推薦&投票&執行部や先生からの依頼で決まっていましたので、父親部、母親部、教養部、交通安全委員(各地区の子どもクラブ会長が兼任)、生活補導委員(副会長が兼任)に分かれ、それぞれの部から、部長と副部長を選出します。今回の集まりの目的の一つは、これなんですよ。部によっては事前に根回しされていて、もう決定済みの部もありましたが、私の生活委員はまだでした。各地区の委員30名の中から選出する事になるのですが、やはり立候補する人はなく沈黙。その中でH君ママが、『部長は無理ですが、副だったら…』と手を挙げてくれました。小学校のPTAでも数々の役職をこなしてきたH君ママなので、本当なら部長をお願いしたいのですが、やはり、無理は言えず副に決定。その場を仕切っていた、PTA本部のDちゃんママの『じゃぁ、くじ引きしましょうか?』の声に一同うなずきました。Dちゃんママが紙を切り、一つに◎をつけそれを引いた人が部長さんです。紙を小さく折り曲げ、輪になって座っているみんなのところを回りました。一人、二人・・・でも当りは出ません…、そして最後に私が引きました、ハズレです。そして、残ったくじが6枚。そう、欠席者が6名いたんですよ~。D君ママは言いました。『じゃぁ、欠席者の分は本部の役員が代理で引きましょうね。当たった人には私が電話しますから。』と。そしたら、そこへやってきたPTA会長が驚きの発言。『でも、この場にいない人に当たって、その人が“出来ません”って言ったらどうするの?やっぱりこの場で決めないといけないでしょ?』はぁ~~?なんで~~?! すると、すかさずDちゃんママは言いました。『どうしてですか?そんな事をすれば、逃げ得でしょ?今日のこの場で部長を決めることは分かっているのだから、当然部長になるかもしれない事は了解済みでしょ?例えば、体調不良とか他に都合があって来れないとか…事前に連絡があれば、それなりの対処もできるでしょうが、来てない人がくじを引かなくていいというのは変でしょ?』周りからも『そうだ、そうだ!』の声。『欠席して、部長のくじを引かなくていいのなら、来年からは誰も来なくなりますよ。』とDちゃんママ。『とにかく、代理で引きましょう。皆さん忙しい中(夜7時30分からの集まりでした)を集まってもらって、自分でくじを引いてもらったのだから、早く決めておわりましょう。』というDちゃんママにPTA会長はまだ納得のいかない顔・・・。結局、PTA会長は『じゃあ、今から欠席している人に電話して、了解をとりますから。』と電話をかけ始めました。『代理でくじを引かれて困ると言う方は、今すぐ出てきて下さい、って言ってね。』と追い討ちをかけるDちゃんママ。 いいぞ~。で、結局6名から了解を取った会長。本部の方が代理でくじを引き、部長が決定しました。Dちゃんママが強行に、逃げ得は許さない、と主張してくれたからなんとか決まったけど、やっぱりPTA会長の主張はおかしいよ~。入学式後の、役員決めの時も“ムカッ”とする発言があったのだけど、今回も“ムカッ”誰もやりたがらないPTA会長をやってくれているのだから、感謝しなきゃいけないし、協力しなきゃいけないけど、上に立つ人があれではね~。なんだかとっても、モチベーション下がるんですよね・・・。