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みなさん、こんばんは。
二日続けてマリ―・アントワネットの周囲にいた女性の評伝を紹介します。 マリー・アントワネットの宮廷画家 The Court Painter of Marie Antoinette: The Life of Louise Vigee Le Brun 石井美樹子 ボーヴォワールが彼女を評して言うには「自分を美しく描きすぎる!」でも本当に綺麗だったのだから、しょうがないのでは?そういうボーヴォワールのご面相は…そういうことか。 表紙の彼女はルイーズ・ヴィジェ・ルブラン。マリ―・アントワネットやその子供達の絵を描き、宮廷画家として革命直前のフランスで活躍した。あの漫画『ヴェルサイユのばら』にも登場しており、その際はアントワネットの方が美しく描かれていた。だが、本当は逆だったらしい。 彼女は王妃に心酔していたようだ。漫画にも描かれた「身重の彼女が絵具を落としたら王妃が拾ってくれた」というエピソードの前日譚が紹介されている。実は悪阻が酷くて約束した時間に窺えなかったルブランが宮廷を訪ねると、意地悪なおつきが「今日は会えませんよ」と言うが、理由を知った王妃は彼女を追い返すことはしなかったという。 彼女の生涯のみでなく、革命についても頁を割いているため、かなり駆け足で波乱の人生を綴っている。誰もが「やめときゃいいのに」と言っただめんず夫との結婚や、手塩にかけて育てた娘との離反など、彼女個人にスポットを当てればドラマティックだと感じる要素はいくつもあるのに、彼女が訪れたヨーロッパで出会った人々、頼まれて描いた肖像画を広く浅く紹介するために、それぞれのエピソードの深彫りはされていない。彼女について知りたくなった方は、入門編として、もう少し詳しい評伝を探してみては。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
May 6, 2017 09:06:29 PM
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