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October 31, 2022
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みなさんこんばんは。韓国ソウルの繁華街のイテウォン(梨泰院)で29日夜遅く、大勢の人が折り重なるようにして倒れ、これまでに149人が死亡し、76人がけがをしました。今日もミシェル・ペイヴァーのファンタジーを紹介します。

追放されしもの (クロニクル千古の闇 4)
Chronicles of Ancient Darkness:Outcast
ミシェル・ペイヴァー
評論社

前巻でウルフを助けるために、魂食らいたちの儀式に潜入したトラクは、胸に邪悪な印を刻まれてしまう。なんかイヤな予感がしたが、それが的中。ワタリガラス族の族長フィン=ケディンに「氏族の掟に従い、おまえをハズシにして追放しなくてはならん」と言われ、氏族からハズされ追われる身となる。トラクに寄り添ってくれるのは、オオカミのウルフだけ。

 「ハズシになってしまった相手と出会ったら、忌むべき存在なので殺さなければならない」という恐ろしい掟がある。本人の性格がどうであろうと、そういう決まりになっている。明らかな差別だが、薬もない時代、悪い要素を少しでも排除したいと思うのが古代人だ。

 トラクはオオカミ族の父とアザラシ族の母との間に生まれたので、ワタリガラス族から放逐されると、父方の部族が引き取る決まりだ。現代の法律っぽい。ところがオオカミ族の族長は、「トラクは部族なしだ」と宣言したため、どの部族からも庇護されない本当のはぐれ者になってしまう。

 そんな時でもトラクについてきてくれるのが頼もしきウルフ。ウルフこそ種類は違うし部族=仲間はいる。人間を庇護する義務なんてない。今回はダメ押しのように、仲間の狼から「狼は二つの群れを持つことはできない」宣言される。これはウルフの人生にわたる選択であり、大変なことだ。にも拘わらず、ウルフはきっぱりとトラクを選ぶ。人間よりも情が厚い狼なんて、とんでもないキャラクターを登場させたものだ。

 さあ、こうなると人間も負けていられない。レンと、トラクと血縁関係にあるアザラシ族のベイルがトラクを追ってきてくれる。
「どんな気持ちだったか、わかる。切り出すのがむずかしいのよね、秘密って」
とトラクに謎めいた事を言っていたレンにも、秘密があったことが明らかになる。後半は彼女の活躍回でもある。ベイルとレンの様子を見てトラクがやきもちをやく場面も出てきたので、古代の少年少女にも、いよいよ青春の到来か。






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最終更新日  October 31, 2022 12:00:24 AM
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