|
全て
| 料理&お菓子&旅&演劇&その他2
| フランス映画
| 韓国ドラマ・赤と黒(ナップンナムジャ)
| その他の地域の映画&ドラマ
| アメリカ映画
| 韓国映画
| 真田広之
| 韓国ドラマ
| アメリカドラマ
| その他のジャンルの日本の小説
| 日本のミステリー小説
| イギリスドラマ
| よしながふみ漫画&ドラマ&映画大奥
| 漫画・アニメ
| 日本ドラマ
| 中国&台湾映画
| 日本の作家が書いた歴史小説
| 海外のノンフィクション・エッセイ・その他のジャンル
| 東欧・ロシア映画
| イギリス&アイルランド映画
| オランダ映画&オランダドラマ
| 北欧映画
| その他のジャンルの海外小説
| 日本の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説
| 日本作家によるノンフィクション&エッセイ・その他のジャンル
| 日本映画
| 海外の絵本・童話・児童書・ティーンズ小説
| カナダの映画&ドラマ
| ドイツ映画&ドイツドラマ
| 日本のファンタジー小説
| 海外のミステリー&ファンタジー小説
| 堺雅人
| 日本ドラマ:歴史ドラマ&時代劇
| 三浦しをん:まほろ駅前シリーズ
| 山田風太郎
| 香川照之
| 松山ケンイチ
| 海外の作家が書いた歴史小説
| ジェイク・ギレンホール
| イギリスドラマ:SHERLOCK
| 塩野七生
| 吉田鋼太郎
| イタリア映画&イタリアドラマ
| ローズマリー・サトクリフ
| 大杉蓮
| ベネディクト・カンバーバッチ
| インド映画
| 長谷川博己
| 内野聖陽
| 林遣都
| ムロツヨシ
| ジョシュ・オコナ―
| 井浦新
| 菅田将暉
| ディーン・フジオカ
| 台湾ドラマ&中国ドラマ
カテゴリ:海外のミステリー&ファンタジー小説
みなさんこんばんは。韓国ソウルの繁華街のイテウォン(梨泰院)で29日夜遅く、大勢の人が折り重なるようにして倒れ、これまでに149人が死亡し、76人がけがをしました。今日もミシェル・ペイヴァーのファンタジーを紹介します。
追放されしもの (クロニクル千古の闇 4) Chronicles of Ancient Darkness:Outcast ミシェル・ペイヴァー 評論社 前巻でウルフを助けるために、魂食らいたちの儀式に潜入したトラクは、胸に邪悪な印を刻まれてしまう。なんかイヤな予感がしたが、それが的中。ワタリガラス族の族長フィン=ケディンに「氏族の掟に従い、おまえをハズシにして追放しなくてはならん」と言われ、氏族からハズされ追われる身となる。トラクに寄り添ってくれるのは、オオカミのウルフだけ。 「ハズシになってしまった相手と出会ったら、忌むべき存在なので殺さなければならない」という恐ろしい掟がある。本人の性格がどうであろうと、そういう決まりになっている。明らかな差別だが、薬もない時代、悪い要素を少しでも排除したいと思うのが古代人だ。 トラクはオオカミ族の父とアザラシ族の母との間に生まれたので、ワタリガラス族から放逐されると、父方の部族が引き取る決まりだ。現代の法律っぽい。ところがオオカミ族の族長は、「トラクは部族なしだ」と宣言したため、どの部族からも庇護されない本当のはぐれ者になってしまう。 そんな時でもトラクについてきてくれるのが頼もしきウルフ。ウルフこそ種類は違うし部族=仲間はいる。人間を庇護する義務なんてない。今回はダメ押しのように、仲間の狼から「狼は二つの群れを持つことはできない」宣言される。これはウルフの人生にわたる選択であり、大変なことだ。にも拘わらず、ウルフはきっぱりとトラクを選ぶ。人間よりも情が厚い狼なんて、とんでもないキャラクターを登場させたものだ。 さあ、こうなると人間も負けていられない。レンと、トラクと血縁関係にあるアザラシ族のベイルがトラクを追ってきてくれる。 「どんな気持ちだったか、わかる。切り出すのがむずかしいのよね、秘密って」 とトラクに謎めいた事を言っていたレンにも、秘密があったことが明らかになる。後半は彼女の活躍回でもある。ベイルとレンの様子を見てトラクがやきもちをやく場面も出てきたので、古代の少年少女にも、いよいよ青春の到来か。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
October 31, 2022 12:00:24 AM
コメント(0) | コメントを書く
[海外のミステリー&ファンタジー小説] カテゴリの最新記事
|
|