しまつしょ始末書シマツショ死待つ所。その3。
おまんたせしますた。シリーズ第3弾でおま。今までの2回はスロでの始末書のお話。3回目の始末書提出の原因はパチです。基本的にパチンコはスロのような暴発(=予期しない程の出玉)はあんまりない。ま、差玉5万発(=20万円)くらいならホリエモンいわく『想定の範囲内』だ。新基準機が出るまではね・・・。そしてうちにも新基準機『大ヤマト2ZF』登場。ま、ゆーても,所詮68%の突入率&継続率。北斗揃いレインボーオーラでも10連以上したことない私にとっては、なーんも恐ろしくないスペックだと思ってた。実際メーカーの営業からもケッコウ回せる(=辛い)スペックだと聞いた。迎えた新装初日。20台の大ヤマト2はあっつー間に埋まった。常連のおっさんおばちゃんもかなり楽しみにしていたようだ。立ち上がりこそ遅かったものの時間が経つにつれドル箱の山があちらこちらに。夕方には通路がかなり狭く感じられるほどの光景。ホールコンでデータを見ると10連クラスはケッコウ発生してたがみんなブチ込んでいる分,差玉的にはそんなに突出している台はあまりなかった。閉店後。大ヤマト2だけでの最高差玉台は『5万発弱』。もちろんトータルでもまっかっかではあったがいちおー『想定の範囲内』に収まった。それからも大体毎日最高差玉は5万発前後で推移しており,なおかつ抜ける時(=黒字の時)は3万発以上吸い込む(12万の黒字)のもあったので店にとってはメリハリのある『貢献機種』となっていた。大ヤマト2は10万ツッコんでも一撃で戻ってくるときがあるので,おっさんおばちゃん連中は我を忘れてブチこんどる。導入前は出過ぎることより,こっちの方を心配してた。『こっち』=『お客様の負担増』,とゆーことだ。あとはギャンブル性が強すぎてまた規制がかかったり最悪『ミリゴ』『サラ金』『アラジン』のように撤去対象となったりとかね・・・。なんて心配をよそに大ヤマト2は連日大賑わい。そんなある日,悲劇が『みたび』噴く店長を襲った。想定の範囲外の出玉が出たのだ。『特賞回数57回 差玉88640玉』金額にして40万円弱だ。まあ,でもそれだけだったら全然怒られません。はい。オーナーに報告したら,ちっとビクーリはしてたが『ほお。そんなに出るのか。新基準機は。』って言ってただけだしね。打ってたのはいっつも来る人のいいおっちゃん。いっつも負けてたからな。ま、よかったよかった。声をかけたら『おお。ありがとな。ふくてんちょ。』って喜んでたし。そして次の日。朝一番で昨日のおっちゃんがおんなじ台に座ってた。私もそうだが,スロと違ってパチは決まった台に座る人って多いよね。でも昨日あれだけ噴いたからさすがに今日はねぇ・・・。夕方までは出ては飲まれの繰り返しだったと思う。正確に把握してないのはまさか出るとは思わなかったので全くノーマークだった為だ。そっからの展開は吉宗の時(始末書その2。を参照)と全く一緒のパターンですた。はい。中抜け(一時帰宅。セクース込み。)→閉店後店戻る→ホールコン見る→フリーズ・・・。出ちゃってました。『特賞回数50回 差玉66800玉』待ってましたと言わんばかりに電話が鳴る。げ。オーナーだな。まつがいなく。えーい!言い訳が見つかるまで放置!30回以上鳴って切れた。説明しよう。うちのオーナーはとにかく被害妄想とゆーか今回のように2日続けて同じ台が出たりするとすぐに『ゴトをされた』もしくは『内部の不正』を疑ってくる傾向がある。ビビってるのはそのためである。言っておくがゴトなんて言葉も知らないようなおっさんだし,うちらの内部不正なんざ絶対にありえない。今回はあくまでも偶発的な暴発であるのは間違いないのだ。そこんところをうまく説明しないとな。対オーナーへの説明(言い訳?)をとにかく一刻も早く考えねば。頭を冷やす意味で外に出たらあのおっさんが万札をとろけそうな笑顔で数えながらケータイでなにやら話していた。え?もう閉店して30分以上も経ってるぞ。おっさん:『おお。ふくてんちょ。』噴く店長:『あれ?どしたんすか?まだ帰んないの?』おっさん:『ちょうどよかった。電話出てくれるか?』噴く店長:『は?でんわ?え?おれが出ていいんすか?』おっさん:『うん。女房だ。』噴く店長:『はあ?奥さんですか?え?何話せばいいの?』おっさん:『いいから。』アブラベットリのケータイをおっさんから受け取る。耳を当てる前から林家パー子並みのカン高い声が聞こえる。奥さん:『どーも,この度はありがとうございましたー!! お陰で助かりましたわー,ほんとにもー。 うちのダメ亭主はいっつも負けてばかりで#$%&%$・・・・』5分以上聞かされてただろうか。要は2日で60万以上勝ったお陰で支払い(何のかはわからんが)が滞らずに済んだみたいな話だった。別におれが出してあげたとかじゃないのにさ。はあああ。あんたたちのお陰でこちとらこれからオーナーに『死ね』って言われるのによ。あ。そーだ。このネタでいくか。うちのオーナー,ああ見えて人情話には弱かったような。よし。ちっと脚色を加えてね。オーナー:『おいこら。このヤマトは何だ? 納得できるように説明しろ。』噴く店長:『あ,まずそのお陰である家族が救われたとゆーお話を・・・』オーナー:『はああっ?なんじゃそりゃ?』噴く店長:『え,えと,今そのダンナさんと奥さんとお話してですね ○○○(=店の名前)のお陰で支払いが滞らずに済んだとゆー・・・。』・・・・・・・15分後。オーナー:『ほー。そーか。そんなに喜んでいただいてたか。』噴く店長:『はい。それはもう!』お?なんとかいい流れで来てるぞ。これは始末書回避濃厚か?よし。ダメ押しだ。噴く店長:『オーナーさんにも是非よろしく お伝え下さいとの事でしたので。』←そんなことは言ってないがオーナー:『おお。そーかそーか。ぶわっははは。』よし!人情作戦成功だ。ふう。よかった。オーナー:『それはそーと,ふくてんちょう。』噴く店長:『はい!なんでしょう?』オーナー:『昨日あんなに出た台の釘を 何で今日はシメなかったんだ?』噴く店長:『・・・・・・・・・・・』オーナー:『おまえシメ忘れたんだろ?ちがうか?』噴く店長:『・・・・はい。そーです。』オーナー:『始末書な。』