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カテゴリ:特定秘密保護法案
以下の日記は、「(5) TVジャーナリスト達「特定秘密保護法案」反対会見。弥勒菩薩ラエルは楽園主義の導入を提唱」の続きです。まだ、前の日記をお読みでない方は読んでない番号からお読みください。 (1) (2) (3) (4) (5) (6) 特定秘密保護法に反対する学者の会の抗議声明3181人!弥勒菩薩ラエルは軍隊を全て世界から排除することを主張 2013年11月11日、TVジャーナリスト達が特定秘密保護法案に対する反対会見を開いた。 ●回答)青木: あのー、一般市民の問題という事になると、これ、先程も申し上げましたけれども、基本的に事務局が内閣情報操作室なんですよね。公安警察の事実上の別動部隊なんですけれども、つまり、すなわち警察的な発想がものすごく強い外交防衛にテロ対策というのをくっつければですね、およそ警察の何でもかんでもが秘密にできる。 この間国会答弁でも出ていましたけれど、「原発警備というのが特定秘密になり得る」という答弁をしたようですけれども、「原発警備」というものが特定秘密に本当になり得るのならば、さっきどなたかがおっしゃっていましたけれども、市民団体かなんかが小高い丘の上から福島原発を撮って、そこに警察官が映っていると、場合によっては特定秘密法を漏えいしたという事になりかねない訳ですし、 最近ですと僕なんかはつくづく思っているのは、たとえばNシステムなんていうのは、警察はいまだにどういうところに配置していてどれ位の予算を使ってなんて基本的に明らかにしていませんけれども、これは100%特定秘密になるでしょうね。 そうなってくると、Nシステムのために一体いくらぐらい予算を使っているのか、とか、あるいはNシステムがどこら辺に配置されているのか?なんていう事は基本的に知り得ないし、知ろうとしたら違反になる。 例えば、自衛隊の配置だって、場合によっては、情報保全隊などが問題にしていますけれども、特定秘密になり得るでしょうし、極端に言えばオスプレイが「何機配備されていつどこに飛んでいくのか」なんていうのは特定秘密にされかねないなというふに僕は思いますから、 やっぱり一般市民の生活…「知る権利」という問題ももちろんですけれども、一般市民が本当に生活に密着するような場面でも必ず特定秘密によって知れなくなるという事はおびただしく増えてくる。ま、それが先程から先輩方がおっしゃっているように、どんどん拡大されていきかねない。ま、事実上法案を読む限りは拡大できるようになっているという事だと思います。 ●回答)金平: 一個だけちょっと言い忘れた。 あの、「公益通報者の保護法(平成16年法律第122号)」っていうのがあるんですよ。これは、あの、要するに内部告発というか、組織の内部にいる人間が内部告発をした、その人間を保護するという法律なんですけどね、この法律多分、死文化すると思いますよね。ほとんど何もできなくなりますね。 それだけちょっと付け加えておきます。 ●回答)鳥越:一応会場は3時までの時間ですよね、じゃ、川村さん最後に。 ●回答)川村: 生活にどういうふうなかかわりがあるか?という事ですけど、この全文を読むと別表に、たとえばの話ですが、特定有害活動の防止に関し収集した外国の政府または国際機関からの情報その他の重要な情報。 「その他」というのがですね、この別表だけで11あります。 全体の法律の中でも、全文の中、36あるわけですけれども、後で「その他」のところにそれを入れこむという。 たとえば、これがアメリカと日本の情報共有のためにというのはよく言われている訳ですけど、アメリカですでにですね、チェック機関があって、国立公文書館とか、いわゆる検証に耐え得るチェックを同時にしている訳ですけれども、その中ですでに情報が公開されて、たとえば「沖縄の米軍基地の構造はこうなっています」というようなことが、アメリカからは情報を得られているのに、日本では特定秘密になっているというような時には、日本で報道をすることが、「その他」というところに入るとすればですね、これは非常に大きな、国際的な問題としても矛盾を抱えている法案だという事を、我々の生活の中にも後で、「その他」にあなたのやっている活動は匹敵しますよ、ということが入りこむ危険性が非常に大きいという事を申し上げておきたいと思います。 ●鳥越: これはですね、おそらく1時間でも2時間でも議論になる問題なので、一応会場が3時までという事になっておりますので、会見はここでお終らさせていただきます。 但しこの声明文の最後に書いてありますように、「これは始まりにすぎません」という事で、我々一同は「これは、これで終わり」という事ではございません。これは始まりですので、「これからも法案の廃案を求めて出来るだけの事はやっていく」ということはお約束できるかと思います。 今日はみなさんどうもありがとうございました。 人類の社会か平和になるためには、軍隊を全てなくさなくはいけない。人を殺すための軍隊を排除し、人々の利益と幸せのために貢献するような社会のシステムを作らなくてはいけない。 その時、この特定秘密保護法案は一体、人々の幸せにどれだけ貢献出来るだろうか? 恐らく、不幸にする方向に働くような気がしてならない。 私達は、この法案を廃案にするべく、行動していくべきだと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.12.19 18:09:33
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