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カテゴリ:摂食障害
いつもより早く眠りに就いた為、目覚めたのは
12時頃であった。そして紅茶を淹れていると何だか 身体が痛むのである。特に足や腹筋などの筋。 直ぐに原因は思いついた。普段履きなれないピンヒールの ブーツで街中を歩き回ったからである。 ミルクティを飲みながら筋肉や筋を揉み解し、 歩いただけで筋肉痛が出る身体が情けなかったが、 翌日に症状が出たことには安心した。筋肉痛が翌々日などに 出てきたら、歩き回っただけなのにともっと 参ってしまったことであろう。 土曜日昼の電話診察の際、色々な事に気付いた。 今までは感情を抑制させて鎮静作用のあるお薬を服用 していた為に、診察中も受話器を落として眠りそうな程 辛いものであったが、エビリファイを服用 し始めてから、自分の思っている事を昼でもはっきりと 言えるようになったし、主治医からの質問にも的確に 答えられるようになった。それは薬の作用だと感じた。 そして、断眠が激しい為にお薬を付け足して服用して 眠っている事も伝えた。それ位なら今までより少し強い 作用が出るくらいだから大丈夫だと承諾を得られた。 眩暈や感覚神経の過敏など副作用が激しい事も伝えた。 そしてここでこのお薬を中断するか、2週間は頑張ってみるか 選択を迫られた。エビリファイは2週間 服用しないとはっきりとした効果は現れない。 なので今の所、副作用はきついがどんな効果が自分に 表れるのか確かめてみたい気持ちもある。だから少し頑張って 服用を続ける事にした。 今までは、心の動きを抑制して、沈静させる効果の強い お薬を服用していた。今、服用しているのは正反対と言える 作用がある。今まで心の底に沈めていた感情も、言わずもがな 溢れ出てきてしまうわけである。その中でやはり 『希死念慮』も表れた。これはとても厄介な 感情である。 『役立たずの穀潰し』 『最低の人間。私など死ねばいい』 『最低の人間。私を早く抹殺すべきだ』 『さっさと死ねばいいのに』 とエビリファイ服用メモに書き綴って いるのである。気付けばこんな事になっていた。 日中は比較的落ち着いているのであるが、副作用に耐える 苛立ちや苦しさが夜に爆発して、そのメモに思い切り想いを ぶつけてしまうのであろう。でも書き綴ったらすっきりする 部分も有るので、その希死念慮がいつまでも 持続している訳ではない。 眩暈がしたり動く度に身体に刺激が走ったりするのは辛い。 そして今日の様にいつもより4~5時間程早く目覚めてしまうと 過食衝動を必死で我慢している為に何も食べる事が出来ず、 低血糖を起こしたりお腹を下したりして苦しい。 そしてスーパーへ過食食材を買いに行く時間には アカシジアと思われる副作用まで出てきた。手足がむずむずして 落ち着かないのである。 そこまでしてこのお薬を飲む事に メリットはあるのであろうか・・・。 そういった疑問も浮かんでくる。余りにもしんどい。 副作用なだけにどうする事も出来ない。 独りぐっと耐えるしかないのであるから・・・。 反面、心の機微が自分でも分かって、 心が鎮まりすぎて動く気力も無かった頃よりも 動ける事は良い事であると感じる。そうでないと、 昨日のゼミ飲み会には行けなかったであろう。 副作用のデメリット、少しずつでも動けるメリット。 今、一番悩んでいる問題である。 主治医との診察は、沢山様々な話をする事が出来た。 その内容は自分にとってプラスに働いた。 例えば、普通知らない人の多い飲み会に参加すると、 わたしは子どもの頃のある事件をきっかけに頻繁に 起こるようになった離人症状が出て、テンションが 奇妙に上がってしまうのである。それが酷くなると 解離状態に陥るのである。これは記憶が 飛んでしまうので危ない。 でも、その日の診察でのアドバイスにより、 無理にテンションを上げる事も無く、その所為で人の話に ついていけない事はあったが、静かにお酒を嗜む事は出来た。 それだけでも儲けモノであろう。 疲れたが、又心を入れ換えて今度は前向きな姿勢で飲み会と 言うものに参加したいと感じた。 今日は起きた途端『過食衝動』に襲われた。 しかし、エビリファイは起床直後に服用する お薬なので、それを素早く胃に放り込み、吐けない状態にした。 そして読書をしながら紫煙を燻らし、いつもの時間にシャワーを 浴びて、また読書を始めた。低血糖や震撼はしんどかったが、 過食嘔吐をするよりマシだと思ったし、 我慢出来てよかったと安堵した。 夜は過食衝動に対して心を解放している。 この衝動を我慢し続けたり溜め続けたりすると、 爆発して逆に苦しい事になるからである。 また、そういう病気なのでやっても仕方のない事であると 思っている。 『無理をしない事』が今の私にとって 大切な事であるので、リラックスをして これからの時間はゆったりと過ごそうと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.06 22:34:41
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